Bright 英語教育

イギリス大学院でTESOL(英語教授法)を履修した、英語教育とイギリスをこよなく愛する高校教師が、英語教育、英語学習、イギリス留学関係、その他諸々を書き綴っていくブログです。日本のbrightな英語教育を思い描きながら…。

【英単語 おすすめの覚え方】 記憶の原理を理解して、英単語帳を使い倒していこう!

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英単語を覚えなきゃいけないのは分かっているんだけど、どのように覚えていったら効率が良いのだろうか?

 
これはほとんどの英語学習者が抱える悩みですよね、、。

私も中学1年生で初めてアルファベットを習い、そこから高校受験や大学受験を目指してあーでもないこーでもないと色々な方法を試しながら英単語を覚えていきました。

留学を目指す方であれば、英語力の基礎となる単語力がないと、結局留学した先でとんでもない苦労をすることになってしまうと思います。

最低限でも、センター試験レベルの単語はマスターしておきたいです。

 

「じゃあ単語やらなくちゃー!単語帳だー!」


と単語帳を用いて学習をしていくことは良いことですが、

 

では、

英単語を覚えていく上でどんな心構えをもっていたら良いのでしょうか?

実際にはどうやって単語帳を使ったら効率が良いのでしょうか?

 

この記事では、英単語を覚えていく際の心構えと、英単語帳の使い方をご紹介します。

 

 

 

英単語を覚えていく際の心構え

新しく覚えた単語はすぐ忘れてしまうと認識しておく!

まず心構えについてです。

まず、大前提として心に留めておいてほしいことは、
単語帳で初めて出くわした単語は、すぐに忘れる!!ということです。

これはもう脳の構造上、仕方がないんです。

いくら「今日はここを完璧に覚えてやる!!」と躍起になって覚えても、数日後にまだ完璧に覚えているなんてことはよっぽどの天才でない限りありません。

 

なぜかというと、
人の記憶はざっくり分けて短期記憶長期記憶に分けられますが、すべての新しい情報はまず短期記憶に入ります。

短期記憶は脳内の海馬が司っていて、必要なものを短い時間のみ保持する記憶なので、一度見ただけでは、海馬に特に必要がないと判断されて記憶が消えてしまいます。

また、一度に覚えられる情報は7つ前後ではないかとも(最新の研究では4つ前後とも)言われています。

 

 

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長期記憶に移行するまでめげずに繰り返す!


しかし、良いお知らせです。

完全に忘れる前に復習をし、海馬に「これは必要な情報だよ」と働きかけ、それを繰り返していけば、短期記憶の情報は長期記憶に移行するとされています。

そして面白いことに、一度長期記憶に移行されると、なかなか忘れないようになっています。

 

だって「犬」は英語で何ですか?

Dogです。

「学校」は英語で何ですか?

Schoolです。

これらの情報を逆に忘れることができるでしょうか?一週間後の自分が忘れているでしょうか?死ぬまで忘れないかもしれません。

それはもう「Dog」「School」という情報が長期記憶にストックされているからです。

同じように、自分の名前を忘れることもないし、最初はなかなか覚えられなかった携帯電話の番号も、一度ちゃんと覚えてしまうとなかなか忘れません。

experienceと見て、すぐに「経験」と意味が出てくる場合は、すでにこの単語が長期記憶に移行しているということです。

初めて見た、もしくは「えーっと、見たことあるけど、意味なんだっけ?」という人はまだこれから復習が必要です。

でも大丈夫です。復習を繰り返せば、そのうち自動的に長期記憶に移行するときが来ます。

まずはこの記憶の原理を頭に置いて、「最初忘れるのは当然、辛抱強く繰り返す」ことを心構えとして持つようにしましょう。

 

英単語帳の使い方 

では実際には、どのように英単語帳を使って単語を復習していけば良いのでしょうか。

 

いきなり結論ですが、

正直、この問いに対するこれ!という明確な一つの答えはないと思います。

 

学習スタイルや学習環境、その人の性格などによって、聞いて覚える人もいれば、たくさん書いて覚える人もいるし、ぶつぶつと念仏のように唱える人もいます。

極論、あーでもない、こうでもないと試行錯誤を重ねながら、自分なりの方法を見つけていけばいいと思います。

 

発音出来るようになっておこう!

そのうえで、私が個人的におすすめする英単語帳の使い方は、まず単語を聞いて、自分で発音できるようになっておく、ということです。

たくさん書くという方法も否定はしませんが、単語の音を理解していないのに書いても、その単語を理解したとは言えません。

「allow」を「アロウ」と読んだまま練習していては、リスニングテストでも、留学での実生活でも適応できません。

まずは耳に正しい音を入れて、それを真似して繰り返し発音してみましょう。

あとは根気強く続けるのみです。忘れたなと思ったら復習する。怪しいなと思ったら復習する。繰り返していくと、同じ範囲であれば復習に掛かる時間も減ってくるはずです。

 

一つの単語帳をとことん使い込もう!

もう一つ、英単語帳を使う上でおすすめなのは、一つの単語帳をとことん使い込む、ということです。

単語帳がボロボロになるまで使い込み、どこにどんな内容が書かれているか覚えてしまうくらい読み込みましょう。

どの単語帳もとてもよく構成されているので、自分はこれが使いやすそうだ、と決めたら、とことん使いましょう。

あれもこれもと浮気をするようなことは良くありません。

 

私の場合はDUOという単語帳を使っていましたが、何ページにどんな内容の単語があるかということを覚えてしまうくらい使い込みました。

また、普段辞書代わりに使い、分からない単語に出くわしたらとりあえずDUOで調べるということをしていました。

その結果、教科書や長文など色々なところで出会った知らない単語がDUOと結びついていきました。


知らない情報に出会ったら、単語帳にチェックする。

そしてその記憶が完全に消える前に再度チェックを繰り返していく。

その過程がとっても大事だと思います。

 

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英単語の数を増やしていくには、根気と忍耐が必要です。

しかし、記憶の仕組みを理解し、効率よく復習を繰り返していけば、必ず初見の単語も忘れない単語になっていきます。

めげずに一歩一歩成長していきましょう!!

最後までお読みいただきありがとうございました!