英語力が伸びる生徒にはどんな共通点があるのでしょうか??
これまで学習塾、公立小中高で、合わせて約1000人の生徒に英語を教えてきましたが、
どの年代の生徒にも、英語力が伸びる生徒には4つの共通点があることが分かりました!
≪ 英語力が伸びる生徒の共通点 ≫
① 素直!
英語力が伸びる生徒は素直です!
先生の言ったことに耳を傾け、まずその通りにやってみようとします。
授業のアクティビティには人一倍積極的に参加します。
先生の言ったことに対して、疑問を抱くことがあっても、最初から「でもさー、」と逆説的に捉えることはしません。
まずは人から言われたことを試して「型」に入り、そこから自己流の勉強方法を見つけていく、というスタイルが効果的なのではないかと思います。
結局のところ、英語に限らず、学問に王道はありません。
数多くの学習方法に触れて、その中で自分に合うものを選んでいく、アレンジしていくという方法が良いと思います。
② 諦めない!
英語力が伸びる生徒は、中途半端な理解が嫌いで、どんな些細なことでも、気になったことは質問に来たり、自分で調べたりしています。
気になること、分からないことがあるということは、それだけ自己分析がしっかりできているということです。
英語力が伸びる生徒は、自分オリジナルのノートを作っている場合が多いです。
先生が話したことだけでなく、自分の意見や疑問に感じたことも書き留めています。
とくかく綺麗にノートをまとめることが好きな生徒は多くいますが、
英語力が伸びる生徒のノートは、綺麗でなくても、その生徒なりのオリジナリティがあるように思います。
まず自分は何が分かっていて、何が分かっていないのかを把握しながら、一歩一歩理解を深めていくことが、結果的に大きな差を生むのだと思います。
③ 間違いを恐れない!
さらに、英語力の伸びる生徒は、間違いを恐れずにガンガン英語を使ってみようとします。
基本を抑えたらとりあえずガンガン使ってみて、使いながら色々な点に気が付いていく、というタイプが多いように思います。
英語の勉強はスポーツのトレーニングに似ていると良く言われます。
例えば、いくらサッカーでルールに詳しくなっても、実際にボールを蹴ってみないと上達しないのと一緒で、英語学習においても、いくら文法を必死に勉強しても、実際にそれを使って書いたり話したりしてみないと英語力は伸びていきません。
中学校では先生が生徒と日々やり取りをする連絡帳がありますが、
そこにある4、5行の日記を毎日英語で書いてくる生徒がいたりしました。
やはりライティング能力はずば抜けて伸び、県内で一番優秀な高校に進学しました。
④ 将来のビジョンを持っている!
そして、英語力の伸びる生徒は、「こうなりたい」という将来のビジョンを持っています。
将来英語を使うことを前提として考えて、英語を勉強しています。
多くの生徒が目先の定期試験や受験に捉われて英語を勉強している中、英語力が伸びる生徒はもっと遠いところに目標を持っていることが多いです。
これも英語学習においてはとっても大事なことで、定期試験や受験は単発的・短期的なモチベーションで終わってしまいますが、
将来のビジョンを持っていると、目先のことに捉われない長期的なモチベーションに繋がります。
将来のビジョンはそんなに細かくなくても良いかと思います。
「将来、絶対に外国人と話せるようになってやる!」
「大学生になったら、1年間の留学に行く!」
「洋画を字幕なしで見られるようになりたい!」
こんな風に、漠然とでもちょっと先の目標を頭に入れておくと、英語学習に対してブレが少なくなり、安定して勉強に励むことができます。
まとめると、
英語力が伸びる生徒には
①素直
②諦めない
③間違いを恐れない
④将来のビジョンを持っている
ということが共通しています。
英語力を伸ばしたいのであれば、
【将来のビジョンを持って、素直に、間違いを恐れず、諦めないで勉強すること】
が大切ということなのでしょう。
英語力を高めるための様々なHow to本がありますが、
結局根本のところは、こういったマインドセットが一番大切なのかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!