Bright 英語教育

H30年度 イギリスブライトン大学でTESOL(英語教授法)を履修した公立高校教師が、英語教育について感じたこと・学んだこと、その他諸々を書き綴っていきます。 日本のbrightな英語教育を思い描きながら。

with コロナの時代 学校はどう再開していくのか

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いよいよ学校が再開します。

 

今日の職員会議で今後の日程や取り組みが詳細に決まっていきました。

 

・学校が再開されることが不安

・どんなふうに再開されていくのか

 

こんな声も多いかと思います。

 

with コロナの時代、学校がどう再開していくのか、また懸念事項をまとめてみました。

 

(私の住む関東にある県立高校の場合です。校種や地域によって違いはあるかと思います。)

 

 

実際どう変わるのか

1教室20人まで、授業で話し合い等は行わない

当面の間(6月下旬ごろまで)は、学年ごとで登校する曜日を決めて分散登校。

 

さらに、1教室に入れる人数は20人までとなりました。

例えば、2年1組は奇数番号の生徒は1組へ、偶数番号の生徒は2組へ、という具合です。

最低1メートルの距離を出来るよう配置しています。

 

1クラスで2教室使うわけですから、基本1つの学年しか登校できません。

 

そして1つのクラスが2つに分かれるのですから、教員の授業数は2倍になります。(ひえーー)

 

廊下側のドア・窓はすべて取り外し、解放感MAXな状態になっています。

しかし、授業中、話し合いの活動はできません。

文科省が勧めているアクティブラーニング型の授業も実施できません。

その条件でどんな授業ができるのか、考え直さなければなりません、、、。

(英語の授業、演習とリスニングばっかりになりそう、、、。)

 

このように、学校が再開されても、いきなり従来のような授業が実施される、というわけではありません。

 

 

行事が実施できない

体育館に集まる式関係が実施できないのは仕方ありませんが、来客が多い文化祭や体育祭も基本は中止を検討すること、となりました。

 

これは本当に可哀そうです、、、。

 

インターハイや甲子園の中止など、運動部の活躍の場が減ってしまったことに続いて、文化部の発表の場もなくなってしまうかもしれません。

 

授業数を確保する、という面からも、行事や講演会などはどんどん中止になり、授業以外での学びの場が減ってしまうことは避けられません。

 

部活も当面は実施できない

部活も、通常登校が開始するまでは実施しない、となりました。

 

6月下旬ごろから実施されたとしても、実施時間の制限はかなり厳しくつくようです。

 

また、運動部では、接触を伴う練習メニューは実施できないようです。

(まともにサッカーできません、、、。)

 

夏休み期間中の合宿や長距離移動の遠征も中止を検討するように、ということです。

 

当面の間は、まともに部活はできないと覚悟しておいた方がよさそうです。

 

 

 

続いて懸念事項です。

不安なこと

暑くなったらどうなるの?

学校内では、教員も生徒もマスクの着用が義務付けられます。

 

今はまだそんなに暑くないからいいですが、暑くなったときが怖いです。

 

窓全開で解放感MAXでは、いくら冷房を効かせたとして限度があります。

 

というか、勤務先の学校では、全教室でエアコンを付けると、電力のキャパをオーバーして作動しなくなります。

 

公立の小中学校であれば、エアコンがないところもありますよね。

 

夏休みは短縮で7月最終日まで授業です。

 

コロナと同時に、熱中症にも対策していかねばなりません。

この際、せめて制服でなく、もっと涼しい格好で授業も可、となればいいですが。

 

 

感染者が出てしまったら、濃厚接触者の特定って無理じゃ・・・?

出来る限りの対策で、生徒は自分が使用する机と椅子は固定、どこを使っていたかはすぐに特定できるようにします。

 

休み時間も他クラスへ行ったりしない、ランチも自分の席で前を向いて食べる。

 

そんな制限はできますが、それでも、学校が始まれば生徒は友達と話したいでしょうし、様々な把握しきれない移動は起きます。

 

万が一感染者が出てしまった際に、濃厚接触者を特定していくことって相当難しい気がします、、、。

関わった全員が出席停止になるんでしょうか、、、。この辺りはまだ現場も曖昧です。

 

 

感染者が出てしまった際の、心のケア

これが一番不安です。

 

もちろんホームルーム等で、「感染するリスクは誰にでもある」ということや、「感染者が万が一出てしまっても、責めてはいけない」、という話はします。

 

それでも、「誰が感染した」ということは一発で分かってしまうわけで、直接言葉にせずとも、その近辺を避けるような行為がでてしまうのではないか、という懸念があります。

 

同時に、感染してしまった生徒が、再度学校に戻る際に、後ろめたさを感じることなく教室に入れるようにケアしなくてはなりません。

 

ここが一番難しいところかもしれません。

 

学校って、ほんとうに社会の縮図のようなところです。

以前、医療従事者を差別するような言動を大人がとっていましたよね。

そういった言動を子供は見ていたわけですし、同じようなことが学校で起きてしまう可能性があります。

 

これはもう学校ではどうしようもない問題なので、社会全体の意識を変えていくしかありません。

 

 


学校はどこも出来る限りの感染防止対策を講じたうえで、来週を迎えるかと思います!


もうあとは正直やってみないと分からないことが多いです。

 

この前代未聞の状況、 学校再開に関しても、多くの方で知恵を出し合って乗り越えていけるといいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。