Bright 英語教育

イギリス大学院でTESOL(英語教授法)を履修した、英語教育とイギリスをこよなく愛する高校教師が、英語教育、英語学習、イギリス留学関係、その他諸々を書き綴っていくブログです。日本のbrightな英語教育を思い描きながら…。

進路が決まらないと悩んでいるあなたへ、高校教師が伝えたいこと

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怒涛の三者面談weekが終わりました。

現在、公立高校で2年生の担任をしています、タカヒロです。

 

高2の夏となれば、自分の次の進路について考えていかなければならない時期ですよね。


三者面談では、

「将来やりたいこと決まっているの?」「行きたい大学、学部は自分の中にあるの?」

といった質問を全員にしました。

勤務先の高校は偏差値で言うと60くらい。
多くの生徒が日東駒専辺りの大学を中心に進学していきます。

 

半数くらいの生徒から返ってきた答えは、

 

「将来やりたいことは決まっていません、、、。」

「とりあえず日東駒専辺りに進学できればと思っています。」

 

そうですよね。高2でやりたいことが明確に決まっている方が立派だと思います。

同じように高校2、3年生や、大学3、4年生、また社会人になってからも自分の進路について悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

実際のところ、30歳を目前にした私も今後について悩みまくっています笑。

 

そこで今回は、自分の進路を考えていく上で、意識しておいた方が良いことをまとめてみました。

 

 

焦らなくて良い

極論、自分の進路を焦って決める必要はありません。

進路の方向性が決まっていないからと言って、自分を責める必要もないと思います。

 やりたいことは、その時次第で変わっていくものだからです。

 

やりたいことは自分の意思次第でいくらでもできる

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やりたいこと、やってみたいことを、一つに絞る必要はありません。長い人生です。

やってみたいことは片っ端からやってみる、というもの良いかと思います。

 

少し前の時代までは、終身雇用が一般的で、一回会社へ入ったら、定年までそこで働く、ということが普通でした。その分、大学選びや会社選びには慎重だったはずです。

 

しかし今や、自分のスキルに合わせて転職することが珍しくなくなりました。

インターネットでいくらでも気になる情報は調べられるし、SNSを通して人とのつながり方も多様化しています。

自分の意識次第でいつでもどこでもスキルを高めていける時代ですし、自分にとって合わなかった方向性を選んでしまったとしても、やり直しが効きます。

 

私の場合も、とりあえず教員はやってみたかったために教員の道を選んだものの、「英語教育」を中心にやっていこう!と「やりたいこと」が定まり、イギリスの大学院へ行ったときは27歳の時でした。

今は留学を終えて新しく見えてきたことがあるので、またやりたいことが揺れ動いています。

自分の成長や意識によって、やりたいことは変わっていくものだと思います。

 

焦らずに、じっくりと現段階で自分がやりたいことを模索していきましょう。

 


とはいっても、その「自分のやりたいこと」が見つからずに悩んでいる方も多いかと思います。

 

自分のやりたいことを見つけていくためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

自分のやりたいことを見つけるために意識したいこと

体験してみることから見えてくる

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自分が気になることを体験してみる、これが一番重要だと思います。

頭で考えるだけでなく、体験してみたからこそ見えてくる、ということは多くあります。

 

3者面談では、「ずっと看護師になりたいと思っていましたが、この前1日体験に行って、やっぱり何か違うと感じて、やりたいことが分からなくなりました、、、。」という女子生徒がいました。

 

その生徒は、実際に看護の体験に行ったからこそ、自分には合わないかもしれないという発見が出来たわけです。

「違うと感じる」ということも大きな一歩だと思います。

 

「じゃあ、なんで看護師になりたいと思っていたの?」と聞いてみると、
「昔病気で入院した時に、看護師さんに優しく接してもらい、憧れました。」と話してくれました。

「そうかあ、じゃあ、人と直接関わって、何か手助けするようなお仕事に向いているのかもねえ。保育士さんとか、介護士さんとか、、、いろいろあるね!」
「はい、またちょっと調べてみます!」

そんな感じで面談をしましたが、とても前向きに様々なことにチャレンジしていける生徒なので、きっと彼女はそのうち自分のやりたいことを再発見していくんだろうなあと思います。

 

大学時代には、教育実習に行ったことによって、「教員になりたい!という意識が芽生えた」という学生もいれば、「現場を目の当たりにして、教員になる気をなくした」という学生もいました。いづれにしても、体験に行ったからこそ見えてきたことです。

 

とにかく動いて体験してみることが大事。

大学で悩んでいるのだったら、学食ツアーを勝手にやってみるのも良し。

就職で悩んでいるのであれば、とりあえずインターンシップに行ってみるのも良し。

海外に興味があるのであれば、とりあえず短期のホームステイに行ってみるのも良しです。

頭で考えるだけでなく、アクションを起こしましょう!

そこから見えてくる発見が何かしらあるはずです。

 

好きなこと、興味のあることから広げていけば良い

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自分が好きなこと、興味のあることから「やりたいこと」に繋げていきましょう。

少し前までは、「やりたいことと仕事は違う、別物だ!」という考え方が主流であったかと思いますが、今では、ひと昔前では想像もつかなかった職業が数多く生まれ、様々な働き方が可能になっています。

 

実際に、ヒカキンさんのようにYouTubeで自分の好きなこと、やりたいことを発信してお金を稼いでいる人は沢山いますし、旅が大好きだ!という友達が、世界中を自由に旅しながら珍しい映像をドローンで撮影し、映像会社に販売することや、旅先情報をブログで発信することで生計を立ててしまっているという例もあります。

 

私の場合も、「海外に興味がある」→「中学でホームステイに行く」→「もっと英語ができるようになりたい」→「イギリス留学に行く」→「この経験を中高生に伝えたい」という流れで英語教師という職に今のところ流れ着いています。

今後、イギリスを始め海外でもっと暮らしてみたいし、もっと自由な働き方をしたいので、職は変わるかもしれませんが、それはそれで良いと考えています。

 

一つ明確であることは、自分の興味のあることとやりたいことは繋がっているということです

「英語教育」に興味があることは変わらないし、好きなこと、興味のあることとやりたいことが結びついている限りは、いかほどにもなるのではないかと考えています。

 

今自分が好きなこと、興味があることに熱中することで、やりたいことは見えてくるのではないでしょうか。

やりたいことが見えてきたら、それが職業に結び付く方法を調べて、考え、そして突き進むのみです。

 


まとめると、

 

進路が決まっていなくても、

・焦らず、自分を責める必要もない。人生は長い。

 

やりたいことが決まっていないなら、

・とにかく体験してみる

・自分の好きなこと、興味のあることにとことん熱中してみる

ということがおススメです。

ひょっとしたら、学校の先生や保護者の多くは「現実を見ろ」といったようなまともなことしか言わないかもしれません。私も3者面談では当たり障りのないことしか言えませんでした。

しかし、本心では、自分のやりたいことをやって欲しいし、社会に縛られない自分の生き方を見つけてほしいと思っていますし、そうすべきだと思います。

そして自分もそんな風に生きていきたい!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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