こんにちは、タカヒロです。

そんなお悩みにお応えします。
本屋さんの英語学習コーナーに行くと、英語の教材がズラッと並んでおり、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
自分のレベルに合った参考書を見つけることには苦労します。
そこでこの記事では「改めて英語を基礎から学び直したい方にはこれがおすすめ!」という本を15冊ご紹介します。
こんな方におすすめ
- 英語を基礎から勉強し直したいが、どの参考書を選べば良いか分からない
- TOEIC500点を目指していきたい
- 長く、繰り返し使える参考書を選びたい
筆者の経歴
・公立中高教員 8年
・イギリス大学院 MA TESOL(英語教授法 修士)習得
・私立大学 英語講師2年目

是非最後までご覧になって、試してみたい本を見つけてみて下さい。
それではどうぞ。
Contents
【まずはコレ!】英語初心者がイチからやり直す際のおすすめ本15選
英語初心者の方におすすめする本を
・単語帳
・文法書
・シャドーイング
・リーディング
・その他
に分けてご紹介していきます。
単語帳
単語帳を活用すれば、新しい単語を効率よく、体系的に学ぶことができます。
単語帳は「レベルで分かれているもの」「音の確認がしやすいもの」を選ぶことがポイントです。
レベル別になっていることで、今学ぶべき単語にフォーカスすることができ、音の確認をすることで、「文字と音」をセットで効率よく学習することができます。
おすすめは以下の二冊です。
1.キクタン【Entry】2000
キクタン【Entry】は1日8個ずつに区切れており、ちょっとしたスキマ時間に取り組みやすいです。
「キクタン」という名前なだけあり、音声を聞きながら効率よく単語を習得していくことができます。
テンポよく聞けるため、通勤時間などに気軽に活用できることが大きなメリットです。
キクタン【Entry】は「英検4~3級」「TOEIC300~400点」が目安です。
一つ上のキクタン【Basic】は「英検3~2級」「TOEIC350~600点」が目安となります。
2.速読速聴・英単語Basic2400
速読速聴・英単語シリーズはフレーズや文章を通して単語を習得していきます。
一つのフレーズや文章に複数の新出単語が載っているので、単語同士を関連付けて覚えやすい点が特徴です。
前後の文脈があるので、単語の使い方やニュアンスも捉えやすいです。
文法書
英語を学び直す際、中学文法はきっちりと抑えていく必要があります。
中学文法が英語をアウトプットする際のベースとなるからです。
そのため、文法書は中学文法が「丁寧に解説してあるもの」「練習問題、確認問題がしっかりついているもの」がおすすめです。
3.中学英語をひとつひとつわかりやすく
こちらはとにかく解説が丁寧で分かりやすいです。
各ページに練習問題が付いているため、自分の理解度を確認しながら勉強を進めていくことができます。
さすが学研さん、かなり体系的に無駄なく文法を学習することができます。
じっくりと解説を読んで、イチから理解し直したい方へおすすめです。
4.世界一分かりやすい中学英語の授業
こちらはスタディサプリ講師の関先生による文法書です。
解説が分かりやすくて面白いため、どんどん勉強を進めたくなります。
例えば
進行形に出来るかどうかは5秒後に行動を止められるかどうか
〇I am having dinner now.
✕ I am knowing about him.
といったように、文法をただの暗記にさせないよう、様々な豆知識やポイントとセットで学習できます。
5.Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル
こちらは練習問題が非常に充実しています。
テキストに書き込む形式になっており、「中学文法が全く分からないわけではないけど、抜けている所を確認したい」方におすすめです。
一冊で結構なボリュームがありますが、一冊を仕上げるころには文法の基礎力が身に付いた実感が得られること間違いありません。
6.English for everyone : Level 2 Beginner
こちらは英語で英文法を理解したい方向けの文法書です。
「英語を勉強するのに、日本語の説明を読むことが面倒…」「感覚的に文法を理解していきたい」という場合にはEnglish for Everyoneを試してみましょう。
絵やイラストが充実しており、視覚的に英文法が理解できるようになっています。
レベル別となっていますが、レベル2が中学修了レベルになります。
7.Essential Grammar in Use
こちらは世界的に有名な文法書で、数多くの語学学校で採用されています。
English grammar in Useの入門編がEssential grammar in Useになります。
こちらも英語で書かれているため難易度は上がりますが、日常で使える用例が充実しており、「ネイティブの感覚を大切に理解していきたい」という方にはおすすめです。
シャドーイング
シャドーイングとは、影(シャドウ)ように聞き取った音声の後を追って発話する練習法です。
シャドーイングの練習をすることで、
・聞き取れる単語の数が増える
・単語の繋がりやイントネーションを理解できる
ため、結果的にシャドーイングの練習をすることがリスニング力アップに繋がります。
8.新ゼロからスタート シャドーイング入門編
こちらの本では、単語やフレーズから段階的にシャドーイングの練習をしていくことができます。
少しずつ自分に負荷をかけていくことができるため、進めていくと自分の成長を感じられます。
9.決定版 英語シャドーイング【超入門】
こちらも段階的にシャドーイングの練習をしていくのに役立ちます。
注釈が充実しているので、シャドーイングをしながらボキャブラリーを増やしていくことが可能です。
リーディング
リーディングは「簡単なものを、数多く」こなすことが大切です。
使われている語彙が指定されているものや、注釈が充実しているものを選ぶようにしましょう。
10.ラダーシリーズ
ラダーシリーズは5段階のレベルに分かれていて、英語の多読に適した教材です。
レベルごとに使用語彙が決まっており、無理なく多読にチャレンジできます。
使用語彙について
レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語
レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語
レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語
レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語
レベル5: 語彙制限なし
物語の内容を知っているものを利用すると、より一層取り組みやすいです。
古本で安く買って数をこなしていくことがおすすめです。
11.マンガの英語バージョン
マンガでは絵で場面を掴むことができるため、負担を減らして気軽にリーディングすることができます。
リーディングは自分の興味のあることと組み合わせることがおすすめです。
そういった意味でも、自分の好きなマンガの英語バージョンを読んでみることは有効です。
マンガだからこそ、日常でよく使われる様々なボキャブラリーに触れることができます。
その他
12.英語日記ボーイ
日本で英語を勉強する場合、アウトプットの場をいかに作るかが重要です。
アウトプットとして非常に有効な方法が英語日記を書くことです。
こちらの書籍からは、効率的で具体的な日記の書き方や、「日記+オンライン英会話」の勉強法を学ぶことができます。
「英語の教材」でなく、「勉強法やマインドを学べる書籍」になります。
13.話すための瞬間英作文トレーニング
こちらの本では中学文法を使った瞬間英作文が練習できます。
中学英語の文法書と並行して利用することで、インプットした知識をアウトプットすることができます。
瞬間英作文は「頭で分かっていても、口に出すことができない」といった悩みを解決する有効な勉強法です。
14.ドラマで学ぶ英語
海外ドラマは「生きた英語」の宝庫です。
こちらの書籍では、海外ドラマでよく使われる表現がまとまっています。
「日常会話で使われている表現を知りたい」「砕けた英語も知りたい」という方におすすめです。
15.名スピーチで速音読
音読も独学で英語を勉強する際、非常に役立つ勉強法です。
音読を繰り返していくことで、口から出てくる単語やフレーズの幅が広がっていきます。
こちらの書籍では世界の名スピーチを音読練習していくことができます。
注釈が充実しており取り組みやすいです。
まとめ:参考書を決めたら、コツコツとやり込んでいこう
いかがでしたでしょうか。
この記事でご紹介した参考書は、英語を学び直す際にどれも非常に役立ちます。
これを試してみようと決めたら、一定期間やり込んでいくことで自分の英語力となっていきます。
英語のやり直しに遅すぎるということはありません。コツコツと英語学習を頑張っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
こちらの記事でも英語の学び直しに役立つ情報をご紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
ではまた!