Bright 英語教育

イギリス大学院でTESOL(英語教授法)を履修した、英語教育とイギリスをこよなく愛する高校教師が、英語教育、英語学習、イギリス留学関係、その他諸々を書き綴っていくブログです。日本のbrightな英語教育を思い描きながら…。

【人生を変えた英国留学】変化したことベスト5

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英国大学院留学から帰ってきて1年半が経ちます。


最近英国留学を終えたウエンツ瑛士が「今までで最高の一年だった」と言っていましたが、


振り返ってみると、私にとっても英国留学はまさに今までの人生でとびっきり最高の一年でした。

 

たくさん学んできたことはありますが、実際どんなところが留学前後で変化したのか。

 

英国大学院留学を通して変わったことを5つまとめたいと思います!

 

 

1 個性が一番だと気付いた

 色々と思い返してみましたが、これが一番大きいと思います。

英国での生活では授業でも授業外でも「君はどう思うの?」と個人の意見を多く求められました。

「こうこう、こうだから、私は〇〇だと思うよ。」とある程度ロジックのある考えが求められます。

逆に言えば、ある程度のロジックがあれば、これが正解!なんてことはありません。

常にどこか「みんな違ってみんな良い」というような空気が流れています。

他を認め合うような感覚があります。

そんな英国では、「個」を強くしていくことがとてつもなく重要なことのように感じました。

一方の日本では、まだまだ「みんなと一緒なら安心」「世間体を気にする」「出る杭は打たれる」といったような空気があって、どこか個性よりも周りとの協調性を重んじてしまっているように感じます。

確かにスムーズに物事を進めていくために周りとうまくやる協調性は大切ですが、それがために自分の意見を押し殺してしまって、自分の個性を生かせないというのは違うと思います。

学校のテストでも、どこかに正解はあって、その正解に辿り着いて点数が高いものが「優秀」というように見なされます。

教員の求める正解には辿り着いていないけれども発想が面白い子、独特な考え方をする子はあまり注目されません。

私も以前は「あの子、ちょっと変わってるよね。」なんて声を職員室で聞いても何とも思いませんでしたが、今は「変わっていていいじゃないか」「その子の個性じゃないか」と思います。

みんなもっと個性を尊重しようぜ!!

 

2 時間をより大切にするようになった

 以前の私はただただがむしゃらに働いていました。

職員室の平均退出時間は夜10時くらいです。

学校で日付が変わることもよくありました。

仕事に慣れていなかったり、トラブルが発生したりと、やむを得ないことも多かったですが、どこか自分の中に、「遅くまで残って働いているのは偉い」「学校に貢献している」という意識がありました。

土日も部活三昧だったこともあり、その結果、自分の時間なんて作れませんでした。

それでいいとすら思っていました。

 しかし、英国での生活でオンとオフの切り替えを学びました。

午後3時まで講義をしていた教授に、午後5時に街中でばったり会うなんてこともありました。

しかもお子さんと手を繋いで楽しそうにショッピングをしています。

とにかくオンとオフの切り替えが早い。

夕方以降は自分の時間、家族との時間。そんな風習がありました。

残業なんて概念がない。日本では過労死が問題になっている、と友達に話しても、「なんで仕事で死んじゃうの?休めばいいじゃん?」と言われ、確かにそうなんだけど、、、と日本の現状は理解してもらえません。

 そんな生活を1年ちょっと過ごして、やっぱりまずは夕方以降の時間を大切にしようと決めました!というかその時間にいろんなことを振り返ったり、自分を高めることができるわけです。

「学校の中の自分」より「人生の中の自分」を考えるようになりました。

学校での勤務だけに埋もれていないで、生活について深く考えたり、本を読んだり、ジムに行ったり、何でもやりたいことはやろう!じゃないといつまで経っても新しい道はひらけん!!今はそんな意気込みで働いています。

泣いても笑っても悩んでも願っても1日は24時間。

目の前の仕事だけ、なんてもったいない!!!

 

3 教える「英語」に対する考え方が変わった

 日本で勉強していると、アメリカ英語を基本に学ぶことが多いです。

すると知らぬ間に「アメリカ英語が正しい英語」なんて思い始めてしまって、イギリス英語って変じゃない?とかオーストラリア英語って訛ってない?とか言い出す人もいます。
 しかし、その国で使われてる英語がそれぞれ違うのなんて当たり前。

どれが正しい英語、正しくない英語、とかではなくて、色んな英語があっていいんです。

日本人が日本語訛りの英語で話したって、相手が理解してくれるレベルであれば全然いいし、それより個性とか、話に中身があるかとか、英語で何が出来るかということの方がよっぽど大切です。

これに関しては過去のこんな記事を読んでみて下さい。

 

www.bright-english-edu.com

 

 

www.bright-english-edu.com

 

 

4 将来に対する考え方が変わった

 留学前は、自分はどうキャリアアップしていくんだろう、、、教員のままなのかな、、教頭、校長ってなっていくのかな、、、うーん、、、なんて感じで、学校内でのキャリアしか考えられていませんでした。

教職員で居続けることが安定・安心だし、それがいいだろう。くらいに思っていました。

しかし、これまたイギリスでほんとに色んな日本人の方とお会いして、考えが変わりました。

日本の会社を30で辞めてイギリスでラーメン屋をオープンした方、IT大手を辞めて世界中を旅しながらドローンで映像を取り、そのコンテンツを提供している方、イギリス現地の方と結婚して自身の念願だったイギリスライフを満喫している方、演劇学校に通い、舞台女優を目指している方、、、。どなたもキラキラ輝いて見えました。

いろんな出会いでいろんな刺激を受けて、あ、一度きりの人生、学校だけじゃないよな、となんだか途方もなく重大なことに気付かされました。

というわけで、現在20代ラストの私ですが、30代は学校だけには縛られない生き方をしていく!ということは決めています!こんな発想も留学前まではしていなかった!

 

5 やりたい仕事の内容が変わった

 上の話に続いてですが、やりたい仕事も変わってきました。

とにかくイギリスで色んな論文を読んで、最先端の知に触れることがとっても楽しかった。

それらの経験があって、今は大学とコラボして共同研究をしたり、生徒の留学をお手伝いする業務をやったりしています。

留学を終えてからは、なんだかやりたい仕事のコアのようなものができたように感じます。

やりたいことをやり始めているような気がするし、なんだか自分で自分の今後についてワクワクしています。

そんなルンルンした気持ちでいれば、さらにそこに新しいチャンスが巡ってくるんじゃないかなあ、とほんわか期待しています。

 


そんな風に、留学に行ってみて、様々な意識や感覚が大きく変わりました。

(というか、この記事を書きながら変わったことに気が付きました。)

今現在で留学に行ってきた成果が形として出ているのかというと、あまりそうではないかもしれないけれど、この意識や感覚の変化が10年後には大きな差を生む、という予感はしています。

留学に行ってマイナスに変化したことは何一つありません!

留学に行こうか悩んでいる方、多少の犠牲は覚悟してでも、是非大きな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか!?