【授業で使える雑談】、第二弾です。
生徒に「おおー」と言わせてやりましょ。
(黒板に上の図を描いて)
これ、何に見える?
「三角形が二つ」
「四角形に斜線」
じゃあ、三角形が二つに見える人! 四角形に斜線があるように見える人!
半々くらいだねー。
他に何か意見ある?
「ボーリングのスペア!」
(一同)「おおー。」
それも正解だね!
こんな図でも色々な見方が出来るね。
じゃあ次。
これ、何当てはめる?頭の中で考えて!
「 雪が溶けたら( )になる 」
何が思いついた?
「水」って人!
あ、ほとんどだね!
あれ、○○さんは?
「・・・春です。」
(一同)「おおー!」
それも正解だね!!
人の感性によって捉え方違うんだね!
じゃあ最後。
頭の中に「世界地図」思い浮かべて。
こんなのが思い浮かんだ?
おお、全員だね。
じゃあさ、フィリピンとか、マレーシアとか、タイ辺りの地域を何ていう?
「東南アジア」
そうだね。でも、なんで?日本から見たらただの南じゃん。むしろちょっと西にあるよね。
「確かに。」
じゃあ、イランとかイラクとか、その辺りは何ていう?
「中東」
なんで?おもいっきり西にあるじゃん。
「・・・確かに。」
実は、みんなが見慣れている「世界地図」は、日本が真ん中にあるけれども、世界中で知られている世界地図は、
こうなんだ。
18、19世紀にイギリスが世界に大きな影響力をもたらしていたことから、イギリスが中心になっているんだ。
イギリスから見ると、フィリピン、マレーシア、タイは東南( south-east ) だし、イラン、イラクは中東 ( middle-east )になるわけだ。
だから日本は”極東″なんて言われたりもするんだね。
(一同)「おおー!」
自分はこれが正解だって思っても、実は別の正解があるかもしれない。
自分は当たり前と思っていても、他の人には当たり前じゃないかもしれない。
柔軟に考えていかなきゃいけないんだよなあ。
いいか、今日から、当たり前は疑え。