Bright 英語教育

イギリス大学院でTESOL(英語教授法)を履修した、英語教育とイギリスをこよなく愛する高校教師が、英語教育、英語学習、イギリス留学関係、その他諸々を書き綴っていくブログです。日本のbrightな英語教育を思い描きながら…。

純ジャパ生が帰国子女に負けないようになる方法

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「結局どれだけ頑張って英語を勉強しても、帰国子女には勝てないのか、、、?」

 

これは私が大学に入った時に率直に感じたことです。

高校までは英語は得意科目で、英語教員になりたいという思いで、都内の某M大学、国際系の学部に進学しました。

 

大学では、国際系の学部ということだけあって、帰国子女生、留学生がわんさかいました。

帰国子女組が留学生とペラペラ会話するのに対し、自分は全く話せません。

 

「くそぉ、、必死に英語を勉強してきたのに、帰国子女とはこんなに差があるのか…」

「結局帰国子女には英語では勝てないのか…」

 

帰国子女生との差を目の当たりにして、そんな絶望に近い感覚を味わったことをよく覚えています。

 

国際系の学部に進学する純ジャパ生の多くが、同じように感じたことがあるのではないでしょうか?

そこで、今回は純ジャパ生が帰国子女に負けないようになる方法を5つ紹介したいと思います。

 

そもそも勝ち負けではない!と思うかもしれませんが、私が感じた絶望感は、敗北感に近いものがありました。

気持ちよく英語を勉強していくためにも、帰国子女に対する敗北感は拭い去りましょう!

 

それではどうぞ!

 

≪ 純ジャパ生が帰国子女生に負けないようになる方法 ≫

 

文法力を磨く

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文法を細かいところまで抑えているということは、純ジャパ生にとっては大きな武器となります。

文法を学ぶことは外国語を理解するための近道です。

基本的な文構造を分かっていた方が、より早く、深く話せるようになります。

 

日本語と比較しつつ、効率よく英語を学んでいく

日本語と比較しながら学んでいくことで、効率よく英語を学習することができます。

この点においては、日本で授業を受けている純ジャパ生にメリットがあります。

英語の文構造を理解していく際は、日本語の語順と比較しながら学習していきましょう。

「あ、英語だとこうゆう語順になるんだ!」といったような気付きが、英語学習を加速させます。

 

文法力がないと深い内容は言えない

文法力がないと、深い内容を伝えることはできません。

帰国子女生でも、幼少期のみ外国で過ごしたという方には、「簡単な話す聞く」なら出来るが、「深いことは言えない」という方が多くいます。

文法を習得しきる前に帰国となり、文法の理解が中途半端になってしまったことが大きな要因でしょう。

また、高校生のショートエッセイを添削していると、意外と帰国子女生より、純ジャパ生の方が深い内容を書いていたりします。

その純ジャパ生の方が、基本的な文構造をしっかり理解しているためです。

 

話す聞くが出来るに越したことはありませんが、深い内容を相手に伝えるためには、文法力は不可欠です

そして、文法を理解して鍛えていく面では、純ジャパ生の方が有利な一面があります。

その利点は生かしていきましょう。

 

 

論理的思考を磨く

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国際系の学部へと進学すれば、英語でスピーチやプレゼンをする機会もあるでしょう。

英語で説得力のあるスピーチやプレゼンをするには、論理的思考が求められます。

論理的思考を持っているかどうかということに関しては、純ジャパ生・帰国子女生は関係ありません。

論理的思考を元にまとまっているスピーチやプレゼンは、たとえ拙い英語の純ジャパ生の発表でも聞きたくなるし、逆に論理性のないスピーチやプレゼンをする帰国子女生は、どんなに英語が流暢でもさほど評価されません。

「論理的思考を身に付ける」という点では、純ジャパ生は帰国子女とフラットな関係で戦えます。

 

身に付けるべき論理的思考とは?

基本的には「主張+理由+具体例」を意識してスピーチやプレゼンを組み立てるようにしましょう。

英語では伝えたいことから伝えることが大事だからです。

日本語では回りくどく話す人が多くいますが、簡潔に、論理的に伝えられるように訓練していきましょう。

例えば、

「人間にしかできない仕事をしていくべきだ(主張)。なぜなら、頭を使わない単純労働や、事務作業は、今後どんどんAI化されていくからだ(理由)。野村総合研究所によると、10年から15年後に、今、日本で働いている人の約半数の49%の職業が、機械や人工知能によって代替が可能だ、と言われている(具体例)」

といった具合です。

 

論理的思考を元にしたスピーチやプレゼンは純ジャパ生にとって大きな武器になります。

 

英語+αを考える

英語が出来れば良い、というわけではありません。

英語を使ってグローバルな働き方をするためには何が必要なのでしょうか。

それは「英語 + α」の価値を付けていく、つまり「英語を使って何をすることが出来るか」という、できることの足し算の発想を持つことです。

「英語+プログラミングの知識がある」

「英語+マーケティングの知識がある」

「英語+スポーツ科学の知識がある」

何でも良いですが、「英語を使って何が出来るのか」を明確にしていくことや、英語の他に得意分野を持つことが重要になっていきます。

私の場合でも、「英検1級を持っているレベルの教師」はそこそこいるかと思いますが、「MA TESOLを修得している」という価値が加わることで、中々レアな教員の立ち位置を得ることが出来ています。

 

英語+αの部分を鍛えて、帰国子女生たちに負けないオリジナリティを手にしていきましょう!

 

倍の努力をする

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帰国子女の倍の努力をしましょう。

英語の実力で帰国子女に劣っていると感じるのであれば、彼らより努力するしかありません。

努力できるかどうかは、その人自身の問題ですよね。

 

帰国子女生が全員努力できるわけではありません。

日常会話はペラペラにこなす帰国子女生でも、英検準一級に落ち続ける人もいます。

 

その一方で、努力を重ねて、英検準一級、一級を取っていく純ジャパ生もいます。

 

後からでも、努力でカバー出来ることはたくさんあります。

そして、そのように努力ができる人間性が評価されるかもしれません。

 

間違えることは恥ずかしくないと腹を括る

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間違えることは恥ずかしくないと腹を括りましょう。

日本人が日本で英語を勉強しているんです。次々と分からないことが出てきて当然です。

あまり堅くならずに、「英語を使って、間違えながら覚えていこう」という感覚を持って学習していった方が、英語の力は付いていきます。

帰国子女生がペラペラしゃべる中で、拙い英語を話すのは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、その感情は捨ててしまった方が楽です。

 

実際、会話ではほとんどの人が間違えを指摘したりすることはなく、「その人が何を話すのか」という中身の方がよっぽど大切です。

言いたいことを論理的にまとめて、間違いを恐れずに発言していくようにしましょう。

間違えることは恥ずかしくありません。

相手に言いたいことが伝わればOKです。

 

 

 

ということで今回は、純ジャパ人間が帰国子女に負けないようになる方法をご紹介しました。

 

まとめると、

 

・文法力を磨く
・論理的思考を磨く
・英語+αを考える
・倍の努力をする
・間違えることは恥ずかしくないと腹を括る

 

以上のことを意識して、帰国子女生に負けない英語力を手にしていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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