こんにちは、タカヒロです。
アメリカ英語に慣れてしまっている日本人にとっては、イギリス英語にギャップを感じずにはいられませんよね…。
私はイギリスのレストランで働き始めた際、お客さんの「water」が聞き取れませんでした…。
Cockney(コックニー)と呼ばれるロンドン庶民の伝統的な訛りによって、waterの「t」の音が落ち「ウォッア」のように聞こえたためです。
イギリスへ旅立つ前に、少しイギリス英語の訓練をしておけばよかった…と率直に思いました。
これからイギリスへ旅立つ方へ、またイギリス英語に興味のある方へおススメの教材を見つけましたので紹介したいと思います!
それがこちらの「イギリス英語のリスニング」です。
こちらの本では、
・イギリス英語のリスニング
・イギリス英語の実用表現
・イギリス文化
が同時に学べます。
イギリス英語を勉強する教材はたくさんありますが、その中でもこの本は実用会話に焦点を当てていて取っ付きやすいと思います!
イギリス英語のリスニングについて
この本はロンドンに住む女性ステラの12か月を描いた、全36ダイヤログのストーリーで構成されています。
各セクションで【実際の会話、重要表現、イギリス文化に関する情報】がセットで記載されているので、一石三鳥でイギリス英語について学習できます!
イギリス英語、聴き放題!
やはり実際の会話例の元に、イギリス英語をふんだんに聴けるのが嬉しいですね!
まずは音声を聞いて、問題にチャレンジします。
音声はHPから無料でダウンロードできます!
次のページにはスクリプトと日本語訳が載っていて、聞き取れなかったところをすぐに確認できます!
36のセクションがあり、家庭、仕事、レストラン、パブ…などなど、ほとんどの日常場面が網羅されていて、「こんな表現イギリスで聴いたなあ」というフレーズが満載です!
イギリスの英語表現が満載!
エレベーターは「lift」、ドラッグストアは「chemist」といったアメリカ英語との単語の違いだけでなく、さらに突っ込んだイギリス英語の情報、表現が満載です。
例えば、「トイレ」はアメリカ英語では「bathroom、washroom」、イギリス英語では「toilet」が一般的です。
しかしイギリスでは、toiletは少し直接的な単語なので、中流階級の人に好まれるソフトな表現として「loo」、上流階級が好んで使う言葉に「lavatory」があります。
どの単語を使っているかで階級が分かるわけですね!
また公共の場でトイレの場所を尋ねる時はthe ladies、the gentsを使って、
「Excuse me, where’s the gents?」のように聞くのがイギリス流です。
他にも、
It’s been ages! 「お久しぶり!」
I’m keen on football. 「サッカーにハマってる」
He's a nice bloke! 「彼はいい奴だよ!」
Are you taking the piss? 「ふざけてる?」
Sorry, Excuse me, …SORRY!? 「あの、ちょっと…すみません!?」
全部イギリスならではの表現ですね!
こういった表現も知った上でイギリスへ行けたら、より現地でのコミュニケーションを楽しめそうですね!
知っておきたい文化も学べる!
言語と文化は表裏一体なので、イギリス英語を学ぶということは、イギリス文化を学ぶということでもあります。
例えば、イギリスにはパブ文化がありますが、「It’s my round.」という表現を覚えておくと便利です!
イギリスのパブではカウンターで飲み物を注文し、自由に席に着きます。
そこで数人で飲む際には、「It’s my round.」と言って、順番にみんなの分をまとめて買ってきてあげる風習があります。
「It’s my round.」パブ文化があるイギリスならではの表現で面白いですね!
まとめ
なかなか学校ではこういった特定の国を対象にした表現は勉強できないので、こういった教材をうまく活用していきたいですね!!
イギリスへ行かれる方にはほんとにおススメです!
ただイラストが結構チャーミングな少女漫画風なので、男性で気になる方はいるかもしれません。
そこは要チェックですが、自宅で使えば問題なしです。
今回は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた!