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【イギリス大学院】修士論文の書き方を解説!便利フレーズも公開!

こんにちは、タカヒロです。

 

これから修士論文の制作をしていくけれど、どこから手を付けていけば良いか分からない。使えるフレーズも一覧になっていたら助かる…。

 

そうしたお悩みに応えます!

 

この記事で分かること

修士論文の書き方、構成内容が分かる

修士論文の各パートを書いていく順番・割合の目安が分かる

修士論文を書いていく上で役に立つフレーズが分かる

 

この記事の信頼性

・2017~18年 University of BrightonでMA TESOLを修得。

・15,000wordsの修士論文を制作。 Meritで卒業。

 

 

イギリス大学院は一年間が基本のため、修論にかけられる期間は半年ほどになります。

かなり短期間でボリュームのある論文を仕上げていく必要があります。

制作の流れや構成を頭に入れることで、スムーズな論文執筆に繋がっていきますね!

 

この記事では自分の経験をもとに、修論制作時に知っておくと役に立つことをまとめました!

 

※なお筆者の修士論文は【文系学部におけるアンケート調査を用いた研究】です。

学部や専門分野で論文の書き方や構成は変わってきますので、一つの例としてご覧ください。

 

修士論文の書き方について

 

修論の構成は以下の通りです。

 

・Acknowledgements (200文字)

・Abstract (250~300文字)

・Introduction (1000~1500文字)

・Literature review (3000文字)

・Methodology (2000文字)

・Results (3000~4000文字)

・Discussion (3000~4000文字)

・Conclusion (800~1000文字)

・Bibliography

・Appendix

 

順番に説明していきます!

 

ご自身の修士論文で該当しそうな箇所をご覧ください。

 

修論制作のスケジュールに関してはこちらの記事をどうぞ。

【イギリス大学院】修士論文を提出するまでのスケジュール

続きを見る

 

Acknowledgements

 

Acknowledgementsでは修論を作成する上でお世話になった方々への謝辞を述べます。

 

基本的には

・supervisorへの謝辞

・研究協力者への謝辞

・お世話になった身の回りの方への謝辞

 

を述べていきましょう。

 

論文の本体が完成した後に書いていきましょう。

参考フレーズ

・I would like to thank my supervisor,  ○○ for his best support.

・With his advice at each tutorial, I could obtain new perspectives and richer ideas for my dissertation.

・Without their support this study would not have been possible.

・With their warm support and encouragements, I was able to spread my ideas and keep writing this dissertation.

 

 

Abstract

Abstractでは本文の要約を書きます。

研究の目的、調査方法、その結果を簡潔に述べていきましょう。

 

論文の本体を書き終えた後、その要所をまとめていく形で書き上げていきます。

 

参考フレーズ

・This dissertation set out to investigate ~

・One initial assumption that motivated the study was that ~

・This project is divided into the following sections: ~.

・The results indicated that ~.

・However, it cannot be determined through this research ~ .

 

 

Introduction

 

Introductionでは以下のことを書いていきます。

 

・Background (研究背景)

・Research rationale (研究の意義)

・Aims and objectives (研究のねらいと目的)

・Structure (構成)

 

Background  研究背景

 

その研究分野における背景を書いていきます。

 

・どういった研究分野なのか

・その研究分野において、自分の研究がどのような位置づけになるのか

 

などをまとめていきましょう。

 

Research rationale 研究の意義

 

背景をもとに、「なぜその研究を行う必要があるのか」「その研究によって何を明らかにしていきたいのか」を書いていきます。

 

参考フレーズ

・However, the researches about ~ are not enough.

・This dissertation will further explore ~

 

Aims and objectives 研究のねらいと目的

 

リサーチ・クエスチョンを書き、「そのクエスチョンに答えることで、何を世の中に提案できるのか」を書いていきます。

 

修論である以上、「これまでの研究で分かっていること」から一歩踏み込むことが必要です。

 

リサーチ・クエスチョンは論文全体の核となるため、Supervisorとの面談を繰り返し、修士論文として半年間でまとめることが可能であろうものにしていく必要があります。

 

参考フレーズ

・The current study was designed to investigate the following research questions : ~

・It is expected that the findings from research question 1 will provide ~.

・With the results for research question 2, it might be figured out ~.

・Through investing research question 3, there is a chance to suggest ~.

 

Structure 構成

 

続いて修論全体の構成を書いていきます。

ここの部分は同じ分野の論文をいくつか読んで、フォーマットを真似していけばOKです。

 

参考フレーズ

・This dissertation consists of ○〇 chapters.

・Chapter 〇 deals with ~/ describes ~

・~ are described / ~ are presented in chapter 〇

 

 

以上でIntroductionは完成です!

 

修論の制作が始まったら真っ先に書き出し、supervisorとの面談を繰り返し何度も見直ししていきましょう。

 

修論を書いていく途中で新たなリサーチ・クエスチョンが見つかる、ということもあるかと思います。

まとめられそうな範囲であれば、多少の方向転換はOKです!

 

ただし6月を過ぎてIntroductionの部分が大きく変わってくるようになるとその後がだいぶきつくなります。

 

なるべく6月頃にはIntroductionの大筋は完成させたい所です。

 

 

Literature review

 

Literature reviewでは先行研究で分かっていることをまとめていきます。

 

先行研究との違いを示すことで、自分の研究の意義を明確にしていきます。

 

・According to  ○〇~,

・○○ states that ~ / suggests that ~ / summarizes that ~ / found that ~ / pointed out that ~ / concluded that ~ /

 

こうしたフレーズを駆使して、過去の研究論文からパラフレーズしてまとめていきます。

そのまま引用する場合は必ず“  ”を付けましょう。

 

なお、最終的に提出した修論には引用チェックが入ります。

 

大学によってパーセンテージは異なりますが、引用部分が30%を超えてしまったりすると、その時点でpass出来なくなってしまうおそれがあります。

 

Literature reviewではどうしても引用部分が多くなりますが、極力パラフレーズしてまとめていきましょう!

 

Literature reviewも修論作成が始まったらすぐに取り掛かります。

ガンガンまとめていき、6月頃を目安に3000文字を書きたい所です。

 

研究を進めていく上で足りない部分が出てくるかと思うので、その都度書き足していく、というイメージでOKかと思います。

 

 

Methodology

 

Methodologyでは、どのような研究方法なのか、研究対象は誰なのか、どのようにデータ分析を行うのか、研究対象者の倫理的配慮はされているか、といったことをまとめていきます。

 

研究調査を行うのであれば、基本的に以下の内容を示す必要があります。

 

・Questionnaire date gathering (どんな調査方法なのか)

・Subjects (研究対象者)

・Instruments (研究に用いた方法)

・Data collecting procedure (データ回収の流れ)

・Data analysis (データ解析の仕方)

・Ethical issues (研究対象者への倫理的配慮)

 

この部分の書き方はどのような研究を行っているかによって異なりますので、

先行研究の中から似たような研究をしているものを参考にすることが一番のように思います。

 

Results

 

Resultsではresearchから分かったことをまとめていきます。

research questionごとにまとめていきましょう。

 

ここでは研究から分かった事実のみを書いていきます。

 

事実と一緒に、結果から考えられることを書きたくなりますが、次のDiscussionに回しましょう!

 

表やグラフを用いて、視覚的に分かりやすく示せるよう工夫していきましょう。

 

参考フレーズ

・Table 〇 shows that ~ / indicates that  ~ / describes that ~ /

・As shown in Figure 〇,~

 

 

Discussion

Discussionでは、「Resultsで示したことから、どのようなことが考察できるのか」を述べていきます。

 

Discussionも、どんなテーマの論文なのかで書き方は異なってくるかと思いますが、

基本的にはLiterature review、Resultsと関連付けてまとめていくことがポイントです。

 

・Resultsから何が新たに分かったのか

・先行研究での結果と何が違うのか

・研究結果からどんなことが提案できるか

 

などをまとめていきます。

ここではSuperviserとのtutorialを重ねることが重要です。

やりとりを重ねていくことで新たな視点に気が付き、より深みのあるDiscusisonになっていきます。

 

修論全体としても、一番個性が出せる部分であり、論文の肝となる部分だと思います。

「正解」「不正解」ということはないので、自分なりにロジカルにまとめていけばOKです!

 

Discussionの制作にはとにかく時間がかかります。

 

僕はDiscussionを書いていくことに一番時間が掛かりました。

7月、8月のほとんどはDiscussionを中心に修論作成に取り組んでいたように思います。

Resultsを見返したり、気付いたことをもとに新しい文献を漁ったり、考えを寝かせたり…。何かと時間が掛かります。

Discussionが一番の頑張りどころです!

 

Discussionが終わると、もうゴールが見えてきます!

 

Conclusion

 

Conclusionでは

 

・summary

・Limitations

・Suggestions for further research

 

といったことを書いていきます。

 

summary

 

results、discussionパートの最重要箇所をまとめていきましょう。

基本は最重要箇所の繰り返しでOKです。

このsummaryだけを読んで、研究結果でいいたいことがまとまっているようにします。

 

 

Limitations

 

自身の研究で足りていないことを予め伝えます。

 

・研究の規模は十分だったのか

・別の研究方法が可能ではなかったか

 

といったことをまとめていきます。

 

自身の論文に対して批判的思考を持ち、あり得るツッコミに予め答えておきます。

 

参考フレーズ

・The limitation of this study is ~.

 

Suggestions for further research

 

今後、さらにどのような視点を持って研究を続けていくと面白いかを書いていきます。

 

参考フレーズ

・In the future research, it would be interesting to investigate ~.

・It would be interesting to carry out a survey to measure ~.

 

論文の各パーツが完成していればConclusion自体は3日あれば十分書けるかと思います。

 

Bibliography

 

論文制作に使用した参考文献をまとめていきます。

 

Habok, A., Magyar, A. (2017). The effect of Language Learning Strategies on Proficiency, Attitudes and School Achievement. Frontiers in Psychology. 8.

Hajhashemi, K. (2011). The Relationship between EFL High School Students’ Multiple Intelligence Scores and their Use of Learning Strategies. English Language Teaching. Vol 4(3).

 

このようなリストです。

リストの制作方法は大学によって細かな違いがあるかと思うので、Superviserに確認しましょう!

論文の最後に書こうとすると単純作業が続いて飽きてしまうので、参考文献を使うごとに書き溜めていくことがおススメです。

 

なお、Bibliographyは文字数にはカウントされないので注意です。

 

Appendix

最後にAppendixを付けて、いよいよ完成です!

 

・使用したアンケート用紙

・Participant Consent Form(参加同意書)

・その他使用したシート

 

などを張り付けていきましょう!

日本にアンケートを取るためにアンケート用紙等を日本語で作成した場合は、英訳もセットで貼り付けます。

(大学によっては日本語と英語の内容が一致しているかを第三者に証明してもらう必要があるかもしれません。)

 

こちらも修論の文字数には含まれません。

 

まとめ

 

そうして晴れて修士論文の完成です!!

 

苦労することは間違いありませんが、完成して提出する際の達成感は計り知れません!

これから修士論文を作成される方が、1番に自分が納得のいくものを書きあげられることを願っております。

こちらの記事もあわせてどうぞ。

【イギリス大学院】修士論文を提出するまでのスケジュール

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修士論文を提出するまでのスケジュール、作成にあたっての注意点をまとめてあります!

是非参考にされて下さい!

 

ではまた!

 

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