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【中学校 学活のネタ】これでクラス裁量の学活3回分はOKです!

2021年7月9日

こんにちは、タカヒロです。

 

(中学教師)明日の学活、クラス裁量になったけど、まだ何も準備できていない…。すぐ出来るものはないかな…。

 

そんなお悩みに応えます。

 

この記事の内容

明日の学活で使えるネタ 3回分

 

忙しい中学校教員にとって、クラス裁量の学活準備は負担になりやすいですよね…。

僕も明日の学活何しよう…。とよく悩んでいました。

 

そこでこの記事では、明日の学活でも使えるネタを3つ紹介します。

3回分とも、全て筆者が公立中学校で実施していたものです。

 

こうしたネタをストックしておくと咄嗟の時にも役立ちますね。

 

それではどうぞ!

 

【中学校】明日の学活でも使えるネタ 3選

ご紹介する3つのネタは以下の通りです。

 

① 良い所探し

② テスト問題制作

③ レク

 

順番に紹介していきます!

 

① 良い所探し

 

一つ目の活動は良い所探しです。

 

生徒がお互いに長所を書き合っていく活動です。

生徒が自分の長所について客観的な視点から気付くことができます。

 

準備するもの

  • 良い所探し ワークシート (下からPDFがダウンロードできます。)
  • ストップウォッチ
  • ベル(あれば)

 

活動の手順

① 机と椅子を移動し、クラスでひとつの大きな円を作る。(大きなロの字の形)

② ワークシートを配布し、記名し、自分の出席番号の欄に✖を付ける。

③ 「せーの」でプリントを左に一つ回し、ワークシートの持ち主の「良い所」を自分の出席番号欄に1分間で記入する。

④ 教員が1分ごとに合図して、「せーの」でプリントを左へ一つ回し、ワークシート持ち主の良い所を書く。

⑤ 手元に自分のワークシートが返ってくるまで繰り返す。

 

自分のワークシートが手元に返ってくると、クラスからメンバーから見たその生徒の良い所が満載なので、みんな嬉しそうな表情をします。

クラスが40人いれば、40通りでその生徒の長所が書かれています。

自己肯定感を高める活動の一つになるかと思います。

 

先生も輪の中に入って一緒に書くとより良いですね!

 

ココがおすすめ

最後に感想を書かせて一度回収すれば、生徒同士がどんな関係を築いているのかを把握するきっかけにもなります。

 

活動の注意点

・ワークシートには一言でも良いので「良い所」のみを記入するように念押しする必要があります。

・ある程度お互いに知り合った状態でないといけないため、2学期中旬以降に実施するのが良いです。

・クラスで輪になる活動なので、クラスの雰囲気があまりよくない時には適しません。誰かと誰かがケンカしている場合等も状況を把握したうえで実施するようにしましょう。

 

そのまま印刷して使用できるPDFワークシートはこちらからどうぞ。

【生徒40名 対応版】 と 【番号無し版】 があります。

 

 

 

② テスト問題制作

 

続いて「テスト問題制作」です。

各班に分かれて、担当する教科に関してのテスト問題を制作する活動です。

 

特にテスト前に行うと効果が高まります!

 

準備するもの

  • 各教科の以前のテスト問題(あれば)

 

活動の手順

①班に分かれる。

②班ごとに、テスト問題を制作したい教科を決める。

③教科が被らないように調整し、各班でテスト問題を作成する。

④時間いっぱい制作し、終了後に教員が人数分印刷する。

 

各教科担当の先生から一部ずつ過去の問題を集めてから実施すると、生徒の食いつき具合もアップします。

 

ココがおすすめ

完成した問題集は、まとめて配っても良いし、小分けにして「〇班からの出題!」というように学級通信のネタにすることも出来ます!

 

生徒が作成した問題が実際にテストで出たりしたら、そのことがまた学級通信のネタになりますね!

生徒に定期テストに対する意識を持たせ、また生徒が活躍する場面を作り出すきっかけの活動となります。

 

 

③ レク

 

最後はレクです!

多少の準備は必要ですが、生徒は喜ぶこと間違いなしです。

1つのレク活動で50分は飽きてしまう恐れがあるので、2つか3つ行うと良いです。

 

僕は「号車対抗戦」にして、以下の3つのレクを行っていました。

 

① ジャストクエスチョン

② イントロドン

③ お絵かき伝言ゲーム

 

 

① ジャストクエスチョン

 

「クラスでちょうど〇人がイエスと答える質問を考える」というゲームです。

 

活動の手順

①「クラスでちょうど○○人がイエスと言って手を挙げるクエスチョンを作成せよ。」といって、号車ごとに考えさせる。

②号車ごとに作成した質問を発表していき、教師の「せーの」の合図でイエスの人は手を挙げる。

③ピッタリ賞は10ポイント、ニアピン賞は5ポイントゲット。

 

質問例

・「お兄ちゃんがいる人」

・「家族の誰かがディズニーの年パスを持っている人」

・「トマトが嫌いな人」

 

質問は「野球部の人」のように目で見て分かることではなく、聞いてみないと分からないことにするように伝えると盛り上がります。

「〇人」の部分は、「5人」くらいがちょうど良いように思います。

「1人」でも良いですが、「1人」の場合は質問によっては手を挙げづらい場合があります。

 

ココがおすすめ

活動を通して、生徒の意外な一面を発見するきっかけにもなります!

 

 

② イントロドン

 

音楽好きの生徒が大好きな活動です。

スマホとBluetoothのスピーカーさえあれば出来ます。

 

活動の手順

① 教師が歌の出だしをスピーカーで流す。

② 分かった生徒が手を挙げる。

③ 当たった場合は10ポイント。間違えた場合、その問題においてはチームの解答権なし。

 

みんなが一度は聞いたことがあるであろう曲を様々なジャンルから流しましょう。10曲ぐらい行うとちょうど良いかと思います!

 

僕が行った時には、

超難問として、米津玄師の「Lemon」を出だしの息吸いの部分のみで止めて出題してみました。

それでもある女の子が正解して、クラスが「スゲー!!」と大盛り上がりになりました。

 

 

③ お絵かき伝言ゲーム

 

これも盛り上がる活動のテッパンです!

A4のコピー紙を準備すればすぐに実施できます!

 

活動の手順

①各号車で話し合い、リレーする順番を決める。

②先頭の生徒が教師のもとへお題を見に来る。

③全員がお題を確認して着席したら、「よーい、スタート」の合図で、1分間で絵を描いていく。

④描いた絵を後ろの生徒に見せて、後ろの生徒は1分間で絵を描いていく。

⑤一番後ろまで繰り返す。

⑥一番後ろの生徒に絵を発表してもらい、答え合わせをする。

 

お題に関しては「ラーメンを食べているドラえもん」のように「~している○○」という形式が盛り上がりやすいです。

動作が加わることで、良い感じに難易度が上がります。

 

 

これら3つの活動を15分くらいずつ行えば、だれてしまうことなく50分を過ごせますよ。

 

 

・ジャストクエスチョンでは元気な生徒が活躍でき、

・イントロドンでは音楽好きの生徒が活躍でき、

・お絵かき伝言ゲームでは絵を描くのが得意な生徒が活躍できます!

 

1時間の中で、様々な生徒に活躍の場を与えることができるのでおすすめです。

 

まとめ

 

この記事では、明日の学活でも使えるネタを3つ紹介しました。

こうしたネタの引き出しは多く持っているに越したことはないですからね。

是非クラスの実態に合わせて活用してみて下さい。

 

最後に、以下の本には学活で使える活動がたくさん載っているため、手元にあるととても便利です!

ワークシートのwordファイルデータが付いていて、少しアレンジするだけで即戦力になる点がとてもおすすめですよ。


 

学活での活動は自分で作り出すよりも、先輩の先生方が行っているものや書籍を真似してアレンジしていく方が効率が良いですね!

以上、何か参考になれば幸いです。

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最後までご覧いただきありがとうございました!

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