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三者面談でそうした質問を生徒から受けました。
特に夏休みなどの自分で多くの時間をコントロールできる期間は、集中しようと思っていても集中を続けることは中々難しいですよね。
そこで今回は、自宅で勉強・作業に集中する方法をいくつかまとめてみました。
この記事の内容
自宅で勉強・作業に集中する方法3選
筆者の経歴
・中高英語教員13年目
・早慶東大を輩出する都内私立校で受験指導中
・現在高校2年生の担任

Contents
自宅で勉強・作業に集中する方法3選
自宅で勉強・作業に集中する方法を3つご紹介していきます。
こちらの書籍を参考に、良いなと思ったところをピックアップしました。
①:5秒で動く
②:25分集中、5分休憩のサイクルを作る
③:勉強・作業を3つのブロックに分ける
順番に見ていきましょう!
①:5秒で動く
何かを始める時、この出だしの「5秒」が大事なようです。
5秒以上考えてしまうと、人間の脳はやらなくていい理由を考え出してしまうそうです。
そうなる前に、とにかく始めてしまう。「3・2・1・GO!」で始めてしまう。
そのように始めてしまえば、そのあとは作業興奮という作用で、案外集中して続けられてしまいます。
人間にも慣性の法則のように、同じ状態を維持したくなる習性があるようです。
そうした習性をうまく活用しましょう。

②:25分集中、5分休憩のサイクルを作る
ポモドーロ・テクニックと言われていますが、このように勉強・作業に取り組む時間を細かく区切ってみましょう。
この25分でこれをやろう、25分経ったら5分休む、そして次の25分でこれをやろう、というように細かくノルマを定めていきます。
大切なことは「25分は集中するよう心がける」こと。
スマホは触らない。テレビは見ない。
気になることは5分の休憩でチェックするようにします。
タイマーをセットして時間を管理しましょう。
こういった時間の制約を設けることは、脳に緊張感や切迫感をもたらし、脳の活性度を跳ね上げるようです。
こうした25分+5分のサイクルを4回繰り返したら、少し長めの休憩をとる。
午前4時間、午後4時間をそんな風にすごせば、計8時間で16個もの課題に取り組むことができます。
それだけやれば、夜はリラックスタイムにしてもいいかもしれません。
長時間に思える1日を細かく区切ると、メリハリが付いてやるべきことも見えてきます。

③:勉強・作業を3つのブロックに分ける
50メートル走でも、「ヨーイ、ドン!」でいきなりトップスピードは出ないように、人間の脳にも集中のピーク前・中・後があります。
そのピークに合わせて、勉強や作業の内容を変えることが効果的です。
・ピーク前(脳の覚醒度を上昇させる)
・ピーク中(覚醒度がピークにある状態を活かす)
・ピーク後(覚醒度の下降に合わせる)
ということを意識してみましょう。
具体的には、
・ピーク前は新しく覚えなくても出来ること
・ピーク中は新しい課題、よりチャレンジングな問題
・ピーク後は行ったことのおさらい
が良いようです。
勉強であれば、まず前日にした勉強の復習や、なるべく簡単に出来ることを行い、
ピーク時にその時一番やりたい新しいことを行う。
そしてピーク後には、その復習をする、といった具合です。

自分に厳しく、有限な時間を無駄にしないように過ごそう
自宅にいても、「時間は有限」ということは変わりません。
自分で自分に厳しく、時間を無駄にすることがないように過ごしたいですね。
何かご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はこちらの書籍を参考にさせて頂きました。
時間の使い方に関するヒントが満載でおすすめですので、是非読んでみて下さい。
ではまた!