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英検1級を取得して1年・・・気が付いたメリットとは?

2020年5月18日

こんにちは、タカヒロです。

英検1級を取得して、1年数か月が経過しました。

 

英語を学習されている方には、英検1級合格を一つの目標にされている方も多いと思います。

英検1級は、言わずと知れた日本最高峰の英語力証明となります。

2級が高尾山だとしたら、準1級は富士山、1級はエベレストです。

そうです、英語資格のチョモランマです。

レベルがガラッと変わります。

 

登頂までの道のりは果てしなく長く、険しく、途中でリタイヤする方は大勢います。

別に、エベレストにチャレンジしなきゃいけないことはありません。

富士山を登頂すれば、素晴らしい景色を十分味わうことが出来ます。

 

英語学習でも同じで、英検準1級を取得する力があれば、様々な所で十分英語を実用的に活用できるはずです。

では、なぜそれでも1級を目指したくなるのでしょうか?

英検1級を取得することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

この1年を振り返って、分析してみたいと思います!

 

「そこに山(資格)があるからだ!」その真意を探ってみましょう。

 

 英検1級を取得して1年・・・気が付いたメリットとは?

英検1級を取ったから、劇的に生活が変わった!ということはない。

始めに、悪いニュースです。

正直、英検1級を取得したことにより、何かが劇的に変わった!ということはありません。

 

確かに、英検1級を取得すると、教員採用試験の教科科目が免除されたり、通訳案内士の外国語テストが免除されたり、就職活動で有利になるということはあります。

そのような試験や面接をこれから控えている方であれば、直接的なメリットになると思います。

 

しかし私の場合は、特にそのような試験を受ける予定もありませんので、英検1級取得の直接的な恩恵は受けられていない、というのが現状です。

 

英検1級取得による間接的なメリットはかなりある!

ここからは良いニュースです。

 

それでも、英検1級取得による、間接的なメリットを多々感じましたので、紹介したいと思います。

僕が感じているメリットは以下の通りです。

 

1、生涯使える保険になる

2、新たなステージを目指すモチベーションになる

3、自己アピールの材料になる

4、もう英検を受けなくて良いという解放感を得られる

 

順番に見ていきます!

 

1、生涯使える保険になる

TOEICやTOEFL、IELTSの結果の方が、実際に活用できるシーンが多いのではないか、という意見もあるかと思います。

確かにその通りで、就活や留学で使うのであれば、それらのテストを受ける必要があると思います。

 

しかし、それらのテストは有効期限が付いています。取得したスコアの有効期限はテスト日から2年間です。

素晴らしいスコアを出しても、その後にテストを受けなければ2年後には英語力の証明が出来なくなってしまいます。

いわば期限付きの定期保険のようなものです。

 

一方英検は、有効期限がありません。一度取得すれば、一生涯使える終身保険になります

一生涯「英検1級取得」というステータスは維持でき、精神的な安定に繋がります。

 

2、新たなステージを目指すモチベーションになる

そのような保険があると、今の仕事や環境にしがみつかなくても良くなるかもしれません。

何か大きく方向転換する舵を思い切ってきれるかもしれません。

僕の場合、

「新たなチャレンジしてたとえ失敗しても、英検1級とMA TESOLがあれば最低限英語教員としてはどこかで働けるだろう」

と思えることができ、新しいチャンスを広げることができています。

 

1級を取ったから見える景色がある、ということも事実だと思います。

 

その景色を見ることが出来たからこそ、見えてくるものがあり、1級を取得したことが自信になって、後押ししてくれます。

 

3、自己アピールの材料になる

 

 

「英語が出来る」というアピールの他に、「努力することが出来る人」というアピールをすることが出来ます。

英検1級の合格率は10~15%とされており、準1級よりもはるかに難易度が高まります。

私の勤めている高校では、外国語科が設置されているにも関わらず、英語教員16人中、1級の所持者は私を含めて2人です。

 

1級合格者はみんな並大抵でない努力をしています。

そして、ほとんどの人には、「英検1級取得」と伝われば、自動的に「とてつもない努力をすることが出来る人」というイメージを与えることが出来ます。

 

「私は努力家です!」なんて直接自分でアピールすることは出来ませんから、「1級を取得した」という事実が、間接的に努力家だというアピールに繋がることは大きなメリットです。

 

英語が出来る、ということより、この性格面でのアピールが役に立つ場合もあるでしょう。

 

4、もう英検を受けなくて良いという解放感を得られる

 

英検に合格することが英語学習の目的になってしまってはいけませんが、多くの英語学習者にとっては、英検は分かりやすい目標の指標になっているかと思います。

私も中学生から受けだした英検に、慣れ親しみがあったこともあり、「英検1級はそのうち取ってやる!」という目標はありました。

 

そうして英検で一番上の1級に合格すると、長年の目標がクリアできたという計り知れない達成感と、もう英検を受けなくていいんだという解放感を味わうことが出来ます。

地味にこの長年のモヤモヤが晴れたような感覚は、自分の中では大きいです。

 

 

そのように考えると、直接的な恩恵は受けられていなくとも、間接的な恩恵は十分に受けることが出来ます。

1級取得に掛けた時間の時間対効果はとても良いと言えます!

お金では決して買えないこの資格の価値が、自分の強みになってくれることは間違いありません。

 

まとめ

 

まとめると、英検1級、直接的な恩恵は少なくとも、

1、生涯使える保険になる

2、新たなステージを目指すモチベーションになる

3、自己アピールの材料になる

4、もう英検を受けなくて良いという解放感を得られる

 

と間接的な恩恵は十分にあります。

是非、英語資格のチョモランマ、登頂目指して頑張りましょう!

英検1級の勉強法についてはこちらの記事をご覧ください。

【英検1級】独学最短で合格するための6つの勉強法

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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