こんなお悩みに応えます!
- 英語を中学の基礎からやり直したいが、参考書選びに困っている
- 手っ取り早く独学で中学文法をやり直したい
- 子供に英語を学ばせる手前、自分も中学文法は理解しておきたい
英語の勉強をやり直す際、まずは中学の英文法を抑えたいですよね。
中学英文法の知識は英語力のベースとなるため、非常に重要です。
そこでこの記事では、現役教員の筆者が中学英語のやり直しに使える参考書を2つご紹介します。
この記事で分かること
中学英語の文法をやり直す際におすすめの参考書2選
この記事の信頼性
筆者は現役の教員です。6年間、公立中学で勤めた後、イギリス大学院へ進学しMA TESOL(英語教授法 修士)を修得しました。現在は私立中高で英語を教えています。

是非最後までご覧ください!
Contents
【大人向け】中学英語のやり直しに使える参考書2選
僕がおすすめする参考書は
・中学英語をひとつひとつ分かりやすく。
・ENGLISH FOR EVERYONE LEVEL②BEGINNER
の二つです。
順番に紹介していきます!
中学英語をひとつひとつ分かりやすく。

おすすめポイントを3つ紹介します!
2022年3月25日 追記
中学校の学習指導要領の変更に合わせて「仮定法」などが追加され、フルカラーとなっています。内容は大きく変わりませんが、本記事で紹介しているのは改定以前のものになりますので、ご了承ください。
① 解説が丁寧で分かりやすい
こちらの参考書では、中学英語で取り扱う英文法に関してひとつひとつ丁寧な解説が付いています。
文字だけでなく、イラストがあるので理解しやすいです!
例えば、「未来を表す表現」について見てみましょう。
簡潔に、丁寧に説明してくれています。
基本的には上から順番に読めば分かるようになっているので、どんどん自分で学習が進められますね!
こちらのページでは「ふだんのこと」「過去のこと」と比較して「未来の表現」説明してくれているように、要所要所で学習済みのことを復習させてくれるのも良い点です!

② 練習問題が充実している
次のおすすめポイントは、「練習問題が充実している」ことです。
「中学英語をひとつひとつ分かりやすく」では、解説の右側に練習問題が付いています。
解説を読んで理解するだけでなく、問題を解いて確認することで定着に繋がります。
意外と中学校文法をやり直す系の参考書は、解説がメインで問題が少なかったりするので、各ページに問題が載っているのはありがたいです!
さらに、5、6ページ進めるごとに復習テストが付いているのも良いですね!

③ 無料の動画でも確認ができる
そしてもう一つのおすすめポイントは、「無料動画」が充実していることです。
それぞれのレッスンに、2~3分程度の解説動画があります。

自分で参考書を読んでみて、理解が足りていないと感じたら、動画で確認することができます。
どうしても紙からの情報では伝わり切らないニュアンスがあるので、動画での解説がとても役立ちます!
※動画は改定前のテキストに準拠しています。
また各ページにQRコードがあり、本文の音声は無料で気軽に聞くことができますよ!
ENGLISH FOR EVERYONE LEVEL②BEGINNER
次に、「英語で」英文法を理解したい人向けの超おススメの参考書です。
おすすめポイントを3点紹介します!
①「英語で」理解できる
全て英語で書かれており、ネイティブが使う感覚をそのまま理解することができます。
例えば、先ほどと同様に「未来を表す表現」のページを見てみましょう。
be going toの説明は
You can use “going to “ to talk about what you want to do in the future. Use it also to talk about specific plans, such as when and where you’re going to do something.
とあります。
be going to は「したいことを話すとき」「計画について話すとき」に使うんですね。
ちなみに、be going to とごっちゃになり易いwillは別ページで「Making predictions」「Making quick decisions」として紹介されています。
You can use “will” to talk about the future in two ways: when you make a prediction without evidence, and when you make a quick decision to do something.
とあります。
「(証拠はないけれど)~だろう」と言いたい時や「(とっさに)~しよう」という時にはwillを使うということが分かりますね!
これだけ詳しく書いてあると理解が深まりますね!
解説ページには例文やイラストがたくさんあり、実際に使うニュアンスを理解しながら学習することができます。
② イラストやピクトグラムが可愛く、イメージが掴みやすい
こちらのテキスト、とにかく可愛いイラストが多くてイメージが掴みやすいです。
解説ページにあるイラストも分かりやすい上、3・4ページおきにボキャブラリーのページがあります。
こちらのピクトグラム、オリンピックっぽくて可愛いですね!
イラストがあることで、英単語の「イメージ」が掴みやすくなります。
日本語を挟む必要がないので、アウトプットする際にとっさに出てくる知識になりますね!
③ レベル別で対応可能!
こちらのテキストは4つのレベルに分かれています。
中学文法をやり直したい場合はLEVEL②BEGINNERがおすすめです。
英文法で非常に重要な「動詞の使い方」はLEVEL②でほぼ網羅されており、一冊仕上げると、かなり詳しく勉強できます。
ただし、日本の中学では学ぶ「関係代名詞」は含まれていないので、
LEVEL②が終わったら、LEVEL③INTERMEDIATE、LEVEL④ADVANCEDへと進んで行くのも良いですね!
中学文法をマスターして基礎を固めよう!
今回は、中学英語の文法をやり直す際におすすめな2冊をご紹介しました。
日本語の解説でじっくり理解したいなら「中学英語をひとつひとつ分かりやすく。」、
英語の解説でネイティブの感覚を学びたいなら「ENGLISH FOR EVERYONE LEVEL②BEGINNER」を選べば間違いありません!
こちらの記事では、中学英語からやり直したい方へ向けて、学習に役立つアプリをご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】中学英語からやり直したい社会人におすすめの英語学習アプリ6選
また、英語をやり直す際、分からない部分が出てくることは避けられません…。
「いつでも分からない所を聞く環境を手に入れたい」という方は、英語コーチングを利用することもアリです。
こちらの記事で解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】【オンラインで完結】初心者におすすめの英語コーチング6選
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!