英語の学び直し

30代から英語を話せるようになりたい人がやるべき4つのこと

2022年7月31日

※この記事には一部PRが含まれています。

こんな方におすすめ

  • 英語が話せるようになりたいと思いつつ、30代になってしまった
  • 英語が話せるようになって、仕事の幅を増やしたい
  • 英語をやり直したいが、どうしたら良いのか分からない

 

「30代になったけれど、これから英語を話せるようになりたい…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

 

30代から英語をやり直しても、正しいやり方で学習を続けていれば、英語は必ず話せるようになります。

 

僕は27歳だった時、英語がうまく話せない自分がもどかしくて、イギリス大学院へ留学しました。

留学先でも必死に英語を勉強し、帰国後には英検1級の2次試験を楽しめるくらいに成長しました。

 

もちろん留学することは一つの有効な手段です。

しかし留学を経て感じたこととしては、「やり方次第で、日本国内でも英語が話せるようになることは可能」ということです。

 

この記事では、自分の体験を元に、30代の方へ向けて日本で英語を話せるようになるために欠かせないことをまとめました。

 

この記事の内容

30代から英語を話せるようになるためにやるべき4つのこと

 

筆者の経歴

・英語教員 11年目

・「英語が話せるようになりたい」を叶えるため猛勉強し、イギリス大学院へ留学

・英検1級2次試験を40点中39点で合格

 

最後まで読んでいただければ、今やるべきことが明確になるはずです!

 

それではどうぞ。

 

30代から英語を話せるようになりたい人がやるべき4つのこと

 

30代からのやり直しでも、英語は習得することができます。

 

それは、第一言語を話せる人は、誰しもが訓練次第で他の言語を話せるような脳の仕組みになっているからです。

 

大人になってから英語を勉強し直して話せるようになり、世界的に活躍している方は多くいます。

 

例えば、今では海外ドラマにも出演している山下智久さんですが、英語をやり直し始めたのは26歳の時だったそうです。

英語が出来ないがゆえに悔しい思いをされ、忙しい合間を縫って英語学習を続けた結果が、英語を流暢に話す今の姿に繋がっています。

 

 

確かに子供の時の方が、英語の音から理解する能力が長けている部分はあります。

しかし、逆に大人になってからは、第一言語と比較しながら第二言語を習得してしていくことが可能になります。

 

英語の仕組みを理解できるため、体系的に、効率的に学習を進めていく事ができます。

 

 

30代から日本で勉強して英語を話せるようになるためには、必ず通らなければならない道があります。

 

それは以下の4点です。

 

①:基礎を固め直す

②:目標を明確にする

③:生活に取り組む時間帯を決める

④:アウトプットして、フィードバックを貰う

 

順番に見ていきましょう。

 

 

①:基礎を固め直す

 

まずは基礎を固め直しましょう。

単語・文法の基礎は、英語を話す力の土台となるため欠かせません。

具体的には、まずは中学での必修単語・文法をおさらいしましょう。

 

こちらの記事でおすすめの教材を紹介していますので、是非ご参照ください。

 

「通勤時間を利用してアプリでやり直したい」という方は、こちらも是非ご参照ください。

 

 

基礎に自信がないな...と言う方は、まずは1~2か月程度時間を取り、基礎を固めていきましょう。

 

 

②:目的を明確にする

 

学生の頃の勉強はテストに備えることが大きな目的となりますが、社会人の場合は英語をやり直す目的が変わってきます。

 

・ビジネスで使いたい

・海外勤務を目指したい

・日常英会話を習得したい

・海外の友達と英語で話したい

 

学習の目的が明確になることで、具体的な勉強方法が定まっていきます。

漠然と英語を勉強するのではなく、目的から逆算して自分に必要なことに力を注ぎましょう。

 

 

英語ネイティブレベルを目指す必要はない

 

30代から英語をやり直す場合、「英語ネイティブのようになること」を目指す必要はありません。

これからの英語の役割を意識すると、非ネイティブと英語でやり取りをする場面が多くなっていくことが考えられるからです。

 

下の表は言語学者のKachru(1982)が示した英語を話す人々の3つの分類です。

 

中央の黄色いサークルが、第一言語として英語を話す国々(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど)

黄緑色のサークルが、第二言語として英語を話す国々(インド、ナイジェリア、シンガポールなど)

緑色のサークルが、英語を外国語として学習している国々(ドイツ、中国、ロシア、ブラジル、日本など)

といったように分類されます。

 

注目したいのはその数です。

Inner Circleは~約3億8000万人、Outer Circleは~約3億人、Expanding Circleは~約10億人となっていて、現在も増え続けています。

 

つまり、

今後の英語で話す相手は、第一言語として英語を話すイギリス人やアメリカ人などより、英語を第二言語、もしくは外国語として話すインド人、シンガポール人、ドイツ人、中国人などの方になる割合が高まる

ということです。

 

その際、英語は単なる「コミュニケーションツール」になり、英語ネイティブのようになることはあまりメリットになりません。

自分の考えをシンプルな英語で分かりやすく使えることの重要性が高まります。

 

 

③:生活に英語学習を取り入れる時間帯を決める

 

日々の生活に英語学習の時間を埋め込みましょう。

日本で生活していると、日本語のみで完結してしまいがちです。

モチベーションの管理が難しく、英語の勉強が続かない…という状況に陥りやすいです。

 

そこで、英語学習が後回しになってしまわないように、日常の中に溶け込ませましょう。

忙しい社会人がゆえ、英語学習の時間を意識的に作ることが必要です。

 

山下智久さんの場合、疲れて帰った後の勉強のハードルを下げるため、自宅の机にその日に行いたい参考書のページを開いて家を出ていくようにしていたということです。

 

努力する姿勢もイケメンですね…。

 

 

時間の使い方を見直すことも有効

 

一度自分の生活リズムや勉強時間を書き出してみると、意外な所に英語学習に使えるスキマ時間が見つかることがあります。

 

受験生向けに作ったものですが、以下のような学習計画と記録を活用して時間の使い方を見直すことも有効です。

「自分の時間の使い方が良く分かる!」と、受験生に好評のシートです。

 

こちらからPDFファイルを無料ダウンロードできます。

 

 

詳しい学習計画と記録の使い方はこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

④:英語をアウトプットして、フィードバックを貰う

 

ここが一番大事です。

英語をアウトプットして、フィードバックを貰う仕組みを作りましょう。

一人ではなく、誰かに見てもらってフィードバックを貰う方が、はるかに効率よく学習することができます。

 

僕の場合は、留学先でイギリス人のルームメイトと話す中で、自分の表現を訂正してもらっていました。

適宜フィードバックを貰っていたことが、何より「話す力」の成長に直結したと実感しています。

 

今でも、学校にいるALTの先生と日々話しながら表現を修正していくことで、話す力の向上を図っています。

 

結局のところ、英語を話す力を伸ばすには、「英語を話す機会を作って、誰かにチェックしてもらうこと」が欠かせません。

 

確かに留学をすればそうした環境を自然と作りやすいですし、職場に英語ネイティブがいれば協力してもらうことが有効的です。

しかし、英語コーチングやオンライン英会話を利用することで、誰でもこうした環境は作ることができます。

 

 

話すことに特化した英語コーチングを利用する

 

 

例えば、スピークバディ パーソナルコーチング という英語コーチングサービスは「話す力」を鍛えることに特化したサービスで、週1回専属コーチと英会話練習をして、フィードバックを貰う機会を手にすることができます。

英語を話せるようになってキャリアアップしたい20~30代の社会人に人気のサービスです。

 

オンライン英会話を利用する

 

自分の学習目的に合ったオンライン英会話を利用することも有効です。

毎回レッスン後にフィードバックをメールで送ってくれます。

様々な講師からのフィードバックを受けられることが大きなメリットです。

 

30代の社会人におすすめの英会話サービスは以下の4つです。

30代におすすめのオンライン英会話

ビズメイツ              → ビジネス英語を中心に学びたい方向け

DMM英会話    → 多国籍な講師と会話をしたい方向け

ネイティブキャンプ   → 予約なしで気軽にオンライン英会話をしたい方向け

レアジョブ英会話       → 日本人講師とのレッスンから始めたい方向け

 

それぞれ無料体験ができるため、気軽に自分の学習目的に合いそうなサービスを試してみましょう。

 

 

こうした英語を話してフィードバックをもらう環境は、日本にいる限りは自分で作り出す必要があります。

正直ここで手を抜いてしまっては、いつまでも英語を話せるようにはなりません。

 

費用は掛かりますが、「気兼ねなく英語をアウトプットしてフィードバックを貰う環境を得るための必要経費」と考えた方が得策です。

 

今こそが英語をやり直すタイミング

 

30代から日本で英語を話せるようになることは、努力次第で誰でも達成可能です。

 

やるべきことは以下の4つです。

①:基礎を固め直す

②:目的を明確にする

③:生活に英語学習を取り入れる時間帯を決める

④:アウトプットして、フィードバックを貰う

 

「英語をやり直したい」と感じた今こそがやり直すタイミングです。

30代で英語が話せるようになれば、40~50代の仕事内容が大きく変わる可能性があります。

やらない後悔をしないよう、基礎を固めて英語を話す環境を作っていきましょう!

 

※この記事で紹介したサービス

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた!

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