お家にいると、中々英語をアウトプットする機会も減ってしまいますよね。
というか私なんてずっと一人でいて声を発せずに一日を終えてしまうような時もあります。
あれ?自分に口って付いていたっけ?どんな声してたっけ?と不安になります。
そんなことを回避するためにも、寂しさを少しでも紛らわすためにも、音読を悠々とやっているのですが、
今やっている【名スピーチで英語「速」音読】という教材が凄くいいのでご紹介します。
≪ 名スピーチで英語「速」音読のおすすめポイント ≫
スピーカーのチョイスが秀逸
本書には10人のスピーチが収録されています。
それも、スティーブ・ジョブズに始まり、オプラ・ウィンフリー、ジェフ・ベゾフ、J.K.ローリング、スティーブン・スピルバーグ、ナタリー・ポートマン、トム・ハンクス、アン・ハサウェイ、豊田章男さん、緒方貞子さんと世界的に有名な方ばかり!
こんな偉人の方々の名スピーチをじっくり味わえるというだけでも価値があります。
個人的に良いなと思う点は、日本人のスピーカーが二人収録されている点です。
トヨタ社長の豊田章男さんが自身の母校、米国バブソン大学の卒業式で行ったスピーチと、JICAの理事長を勤められていた緒方貞子さんが世界経済フォーラムで話した内容が収録されています。
「ああ、日本人でも英語でこれだけ深い内容を話せるのか、、、」と感銘を受けます。
世界的に活躍する日本人の英語に着目するということも、大事な視点だと思います。
無料の音声ダウンロードが優秀
付属のCD形式ではなく、自分で無料のアプリをダウンロードする形式なので、簡単にスマホで聞けてとても楽です!
アプリには「Fast」「Slow」「Speech」の3種類が入っています。「Speech」はスピーカー本人の音声です。
基本的には、まず「Speech」を聞いてみてイメージを掴み、「Fast」で速さになれ、「Slow」でじっくり練習していき、再度「Fast」で成果を確認する、という流れです。
音読ではしっかり聞き取って理解できたものを再生していかないとあまり意味がないので、「Slow」が意外と役に立ちます。
各ページには音読の目標タイムが設定されています。
中々厳しい設定なので、「Fast」を聞きなれて相当訓練していかないと、目標タイムはクリアできないかもしれません。
「なにくそーー!!次はクリアしてやる!!」とやる気にしてくれます。
(個人的には速く読みすぎて内容を全く考えないよりは、内容を伝えることを意識してスピーチっぽく読めれば十分かなとは思ってしまいますが、、、。)
語注が程よい
このようにページ左側にスピーチ、右側に訳例と語注が載っているのですが、語注のレベルが程よいです。あれ?どんな意味だっけな、という単語をサッと確認することができます。
英検準2級くらいの力があれば、この語注だけで十分理解ができると思います。
あまりごちゃごちゃしていなく、スピーチを理解するために必要なことだけが載っているので、とても見やすいです。
訳例も、なるべく英語を英語のまま理解できるように、英文の語順に合わせた形になっています。これまたちょうどいい。
お値段も1600円程度です。
とても費用対効果が高くて、効率よく実用的な英語力が身に付くんじゃないかと思います。
この自粛期間に10人のスピーチをマスターするという目標を立てるのも、とても良いと思います!
とてもおすすめの教材です!是非試してみて下さい!