英文法 英語学習

間違えやすい副詞や前置詞(ago? before?)

2020年6月16日

 

こんにちは、タカヒロです。

今回は高校生からの質問が多い、間違えやすい副詞や前置詞を5選、紹介します。

テストの問題で出た際に、知っていれば一瞬で答えられるのに、知らないために答えられず悔しいっていう時ありますよね。

一見紛らわしいものほど、しっかりと理解しておきたいところです。

また、ライティングや英作文でも使える知識になるかと思うので、この際にまとめて確認しましょう!

それではどうぞ!

 

間違えやすい副詞や前置詞 5選

(1) My father often comes home ( late / lately ) at night.

「私の父はよく夜遅くに帰宅します。」

 

(2) She told me that she had met Duke two days ( ago / before ).

「彼女は私に、2日前にデュークに会ったと言いました。」

 

(3) I can’t drive a car, and my parents can’t, ( too / either ).

「私は車を運転しませんし、両親もできません。」

 

(4) I stayed in Kyoto ( until / by ) the end of the holidays.

「私は休日の最後まで京都に滞在しました。」

 

(5) The movie is very popular ( between / among ) young people.

「その映画は若者の間でとても人気があります。」

 

解答

(1) late

形容詞にly が付くと副詞になることが多いですが、その際に、形容詞とは意味が異なるものがあります。

late は「遅く」、lately は「最近」という意味です。

他にも、near「近くに」、nearly「ほとんど」hard「熱心に」、hardly「ほとんど~ない」などがあります。

 

(2) before

agoは「今から~前」beforeは「過去のある時から~前」を意味します。

問題文では、「私に言った時」には「すでにデュークと会っていた」ということなので、beforeが正解です。

さらに深堀すると、beforeは単独で用いられますが、agoは単独では用いられません。

I have seen her ago.とは言えず、I have seen her before.となります。

また、現在完了を使って「~日前から」などと言いたい時に、since ~ days agoと書いてしまいたくなりますが、現在までの動作や状態の継続を表す場合は、since ~ ago という形は避けた方が良いとされています。

He has been sick since three days ago. ではなく、He has been sick for three days.と表現しましょう。

 

(3) either

「~もまた…」といえば、何でもtooを使いたくなってしまいますよね。

しかし、「~もまた…」という場合、肯定文であればtooを、否定文であればeitherを使います。

If you don’t come, I will not go either. 「君が行かないなら、僕も行かない」という具合です。

ただし、これは上級知識ですが、形が否定でも意味が肯定であれば、tooを使います。

Won’t you come, too? 「君も来ない?」のような場合です。

また、くだけた会話では、否定に続いて「私も~ない」をMe neither.と言うことが多いです。

“I can’t sing well.” “Me neither ( I can’t either) ” 「私もよ」

 

(4) until

until と by もごっちゃになり易いですが、untilは「~まで(ずっと)」という継続を表し、byは「~までに」という期間を表します。

問題文は「休日の終わりまで(ずっと)滞在する」ので、untilが正解です。

We are going to stay here until Monday. 「月曜まではここに滞在するつもりよ。」

I have to be home by ten o’clock. 「10時までには帰らないといけないんだ。」

 

(5) among

betweenとamongはどちらも「~の間」という意味ですが、betweenは「(2つのもの)の間」amongは「(3つ以上のもの)の間」という意味です。

問題文の場合は「若者たち」という3人以上の集団の中で、という意味合いなので、amongが正解です。

ただし、上級知識ですが、3つ以上の場合でも、その関係が個別的であればbetweenを使います。

Switzerland lies between France, Germany, Austria and Italy.のような場合です。

 

 

いかがだったでしょうか。

紛らわしいですが、一度しっかり理解してしまえば、間違えることは極端に減ります。

学校の先生は意地悪なので、生徒が間違えやすそうなところを選んでテストに出しますからね。(生徒への愛のムチですよ)

こういった紛らわしい所ほど、しっかり押さえておきたいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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