英文法 英語学習

【中学英文法のまとめ】第4回 接続詞の種類と訳し方を確認しよう!

2020年8月6日

 

【中学英文法 総復習】 第4回です!

 

こんな方におすすめ

  • ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
  • 英語を話す上で欠かせない文法のベースが欲しい
  • 3分で読めるような記事で、無料で復習したい

 

このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。

こちらの記事に14回の概要がまとまっています。

【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説

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今回のテーマは「接続詞」です。

これまでで、動詞の働き、文の基本的な形などをみてきました。

文には主語(S)+動詞(V)があり、そこに目的語(O)や補語(C)が続くのでした。

 

基本的に英文には「主語+動詞は一つずつ」なのですが、接続詞が使えるようになると、文と文をくっつけて、より長い文を作れるようになりますよ。

 

それでは見ていきましょう。

 

【中学英文法のまとめ】第4回 接続詞の種類と訳し方を確認しよう!

この記事の目標

接続詞を使った文をしっかり訳せるようにな

 

この記事で分かる問題

Q、I lived in America when I was a child.
「                         」

If it (    )tomorrow, I won’t go fishing.
「  もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。 」

 

それでは見ていきましょう。

 

接続詞の種類

接続詞は大きく分けると、等位接続詞、従位接続詞の2種類に分かれます。

なんだか難しい言葉ですね…。

 

順番に見ていきましょう。

 

等位接続詞・・・語と語、文と文を同じレベルでつなげる

 

語と語、文と文を等しいレベルで繋げるので、等位接続詞なんて言うのですね。

 

 

ex) I like baseball and soccer.    「私は野球とサッカーが好きだ。」

ex) This book is easy, so I can read it. 「この本は簡単だから読める。」

 

上の文はbaseballとsoccerの語と語を、

下の文はThis book is easyとI can read itの文と文を繋げています。

 

等位接続詞はお馴染みの単語が多いですね。

訳も前から順番に意味を捉えていえばOKです。

 

従位接続詞・・・文と文を主従関係(メインとサブ)にしてつなぐ

 

文と文を主従関係(メインとサブ)にして繋ぐので、従位接続詞と言います。

 

従位接続詞は訳し方がポイントになってきます。

 

EX) I lived in America when I was a child.

   When I was a child, I lived in America.

 

さて、ではこの二つの文はそれぞれどのように訳せばいいのでしょうか。

 

まずは接続詞+主語+動詞を<     >で囲ってください。

上の文でも下の文でも、<when I was a child>の部分になります。

I lived in America <when I was a child.>

<When I was a child>, I lived in America.

こんな具合です。

 

あとは、その<      >の中から訳していきましょう。

<私は子供だった時>、アメリカに住んでいた。

上の文も下の文も、訳は一緒になります。

<When I was a child>の部分が、文全体ではサブ、I lived in Americaの部分がメインになります。

 

まとめると、

 

これを守れば、どの接続詞で繋がれた文も読解できるようになりますよ。

 

次の文を訳してみましょう!

ex) ① I can’t help you because I am busy.

ex) ② Turn off TV before you go to bed.

 

答えは以下の通りになります。

ex) ① I can’t help you < because I am busy >.

ex) ② Turn off TV < before you go to bed> .

① 「私は忙しいから手伝えない。」

②「寝る前にテレビを消しなさい。」

 

接続詞ifの注意点

最後に一つ、ifの使い方で注意があります。

 

If it (    )tomorrow, I won’t go fishing. 

「もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。」

 

明日の話なので、(     )にはwill rainと入れたくなりますが、

正解は rains です。

 

<if    >の中では未来のことでも現在形で表します!

ざっくり言うと、willは「~するつもりだ」「~だろう」と意志や予想の意味を持っています。

すると、ifの持っている「もし~」の意味と矛盾してしまうんですね。なので、不確かな可能性を表している<if   >の中ではwilを使うことはできません。

 

接続詞<if   >の中は現在形!と覚えておきましょう。

 

 

確認問題

 

では確認問題です。

 

Q、 I lived in America when I was a child.

「                    」

Q、  If it (          )tomorrow, I won’t go fishing.

「 もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。 」

 

 

A、 I lived in America when I was a child.
    「   私は子供だった時、アメリカに住んでいた。 

    If it (  rains )tomorrow, I won’t go fishing.
          「 もし明日雨が降ったら釣りへは行かないよ。」

 

今回は以上です。

接続詞が使えれば、簡単な文を繋げて少し複雑な文を作ることが出来たり、文に流れを作ることが出来ますね!

なお、今回従位接続詞を訳す際に付けた<     >は副詞節を表しています。

副詞節に限らず、英文にカッコを付けていくことで読解がしやすくなっていきます。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

 

次回は中二がつまずくポイント、不定詞に入っていきます。

【中学英文法のまとめ】第5回 不定詞①名詞的用法を理解しよう

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最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

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