【中学英文法のまとめ】第5回　不定詞①名詞的用法を理解しよう

このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全１４回】でお伝えしていきます。

こちらの記事に１４回の概要がまとまっています。

今回は中学二年生が最もよくつまずく不定詞です。

これまでは「主語と動詞」がセットだったのに、不定詞を用いた文から動詞が文に複数出てくることになります。

一つずつ順番に理解していきましょう！

【中学英文法のまとめ】第5回　不定詞①名詞的用法を理解しよう

不定詞の基本から見ていきましょう。

不定詞といえば、

が基本形となります。

まずは頭に叩き込んでしまいましょう。

ちなみに原形とは「ed」や「s」などが語尾に付いていない、元の形のことです。

「不定詞」は品詞が定まらないと書きますから、この「 to ＋動詞の原形」が、文の中でいろいろな働きをします。

具体的には、名詞のような役割をしたり、形容詞のような役割をしたり、副詞のような役割をします。

そして、それぞれ特徴的な訳し方をします。

私は、語呂合わせのように、「名形副、ことべきためのためにして」と呪文のように唱えて暗記しました。

授業で生徒にもこの呪文を教えていますが、結構好評です！

とりあえずこの５パターンの訳し方を頭に入れておけば、どの用法か分類が出来なかったとしても、順番に訳を当てはめていけば訳すことが出来ます。

とてもおススメの呪文です。

不定詞　①名詞的用法　「～すること」

今回は名詞のように不定詞が変身する、①名詞的用法についてみてみましょう。

「サッカーが好き」と言いたければ、

ですね。

それでは「サッカーをすることが好き」、「サッカーを見ることが好き」と、より具体的にサッカーがどう好きなのかを言いたければどうしましょうか。

と書きたくなりますね。

しかし、これではplay やwatchが動詞と見分けがつきません。

そこでtoを付けて不定詞にしてあげます。

これでOKです。

さて、どんな文の作りになっているかというと、

サッカーという名詞の代わりに、to play soccerというフレーズを使っています。

このフレーズが名詞の役割をしているので、「名詞的用法」と言います。

名詞的用法では、基本的に「to paly soccer」 や「 to watch soccer」のように、「～すること」というカタマリが出来るという認識を持ちましょう！

次の空欄には何が入るでしょうか。

答えはそれぞれ

となります。

確認問題

最後に確認問題です。

A、　I like （　　　to play soccer　　　　） .　　

これで　I like to draw pictures. 　I like to make sweets. 　I like to sleep.などと、好きなことを述べる自己紹介の幅が広がりますね！

次回は不定詞②形容詞的用法を見てみましょう！

最後までお読みいただきありがとうございました！