英語教育

SAMRモデルとは? ICT導入の際必要な枠組みを紹介します

2018年2月5日

こんにちは、タカヒロです。

 

最近、ICT導入の際に耳にするようになってきた「SAMRモデル」とは何か。

 

そんな疑問に答えていきます!

 

GIGA構想により、学校現場でのICT活用が本格的になってきました。

しかし、テクノロジーを使って、

・具体的に授業でどのように活かすのか 

・現状のテクノロジーには何が出来て、何が出来ないのか

・教員はどんな心構えを持っておくべきなのか

といったことを考えていくことが不可欠となってきます。

そこで、「SAMRモデル」というものが注目されています。

この記事では、ICTの導入につれて抑えておくべき「SAMRモデル」について解説していきます。

 

SAMRモデルとは何か?

「SAMR」とは、Substitution(代替), Augmentation(拡大), Modification(変更), Redefinition(再定義)の総称です。

 

授業に導入したいテクノロジーが、それぞれどこの段階に位置し、どのような効果を発揮できるのかを考えていくことが不可欠になります。

 

Substitution(代替), Augmentation(拡大)

例えば、wordソフトを利用する場合はhand writingからtypingに代替しているのでsubstitutionに当たります。

黒板とチョークの代わりとして使う電子黒板の導入もそうです。

 

次に、紙辞書でなく電子辞書を使う、本でなくe-bookを使う、spelling checkerソフトを使う、さらに写真を撮ってOHP等で提示するという場合は、Augmentationに当たります。

テクノロジーの導入により、何らかの価値が付け加わっていますが、学習の根本を変えるものではないものを指します。

 

この二つの段階はenhancement(強化)と言われ、テクノロジーがある程度効果的で便利ではあるけれども、学習そのものへの関与はあまりありません。

紙とペンがあればwordはいらないかもしれないし、e-bookより本の方が読みやすいという人もいるでしょう。

 

 

Modification(変更), Redefinition(再定義)

では次のmodificationとは何か。

この段階では、テクノロジーの導入によって授業そのもののスタイルが転換する、もしくはタスクを転換し、再設計することを可能にすることを指します。

例えば、google docsやpad letを活用して授業で出た意見をクラス全体にシェアする、またはグループ発表を録画し、参考として他の授業で提示する等です。

 

最後のredefinitionではさらにテクノロジーの活用が発展し、チャットルームを利用して海外のクラスとやり取りをする等が挙げられます。

この二つの段階はtransformation(変換)と言われ、テクノロジーを活用することが前提で、テクノロジーを活用するからこそ取り組める活動をすることが狙いとなります。

 

ある学会では、「コーヒー」を注文することから、Sはスタバのコーヒー、Aはスタバのラテ、Mはキャラメルマキアート、Rはジンジャーブレッドラテ、という例で発表があったそうです。

分かりやすい例ですね!          f:id:ToyT810:20180203014409g:plain

 

まとめ

前半のS、Aの段階ももちろん重要で、どちらかというと今はS、Aに対する議論や研究授業討議が多いように思います。

しかし、今後のテクノロジーの発展、今後の英語教育を見越していくと、「後半のM、Rの部分をいかに充実させていくか」、「M、Rで何が出来るか」ということに注目していかなければなりません。

 

現にスカイプ、zoom等で国際会議をしている会社は多くありますし、学校の授業でもできることは多々あるはずです。

授業の効率化を図るのみでなく、学習そのものへの関心、関与へとつながるテクノロジーの導入を考えていく必要がありますね。

CTはinformation and communication technologyだということを考えても、人と人との関わりを意識することが大切です。

近い将来、「海外と地元中学校の教室を繋げる」ような取り組みが増えてくると良いなあと思います。

ではまた!

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