Bright 英語教育

H30年度 イギリスブライトン大学でTESOL(英語教授法)を履修した公立高校教師が、英語教育について感じたこと・学んだこと、その他諸々を書き綴っていきます。 日本のbrightな英語教育を思い描きながら。

【必見】 関係代名詞と関係副詞の違いを一気に確認する5文

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関係代名詞と関係副詞、似ているのでごっちゃになりやすいですよね。

 

高校一年生が大きくつまずくポイントでもあります。

 


この記事では、関係代名詞と関係副詞の違いを確認していきましょう!

 


いきなりですが、まず問題です。

 


This is the place.  This picture was taken at the place.

 


これらの二文。二文だとまわりくどいので、一文にしましょう。


さて、5パターンの英文が出来ますが、全て思いつくでしょうか?

 

出来上がる5パターンの文を元に、関係代名詞と関係副詞の違いを紐解いていきます!

 

≪ 関係代名詞と関係副詞 ≫

 

 

 

関係代名詞


それでは【関係代名詞】から見ていきましょう。

 

This is the place.  This picture was taken at the place.

 

まず、後ろの付け加えたい情報のthe placeを関係代名詞whichに変えましょう。

 

the placeは人以外なので、関係代名詞はwhich を使います。


This is the place. This picture was taken at which.

 

whichが接着剤になって、先行詞のthe placeにくっつくので、

①This is the place which this picture was taken at.

という文が完成します。

 

次に、一番後ろに残っている前置詞atを、関係代名詞とセットで前に持ってくる形も可能です。<前置詞+関係代名詞>の形です。

② This is the place at which this picture was taken.

 

①に関連しますが、関係代名詞はwhichだけでなく、先行詞が人でも人以外でも使えるthatが使えますね。

ということで、

③ This is the place that this picture was taken at.

 

 

さらに、①、③のwhichとthatは目的格なので、省略することが出来ます。

④ This is the place this picture was taken at.

 

ここで注意が必要です。

では②と同じように、at thatという形がとれるのかというと、これは出来ません。

<前置詞+that>という形はとることが出来ません。

 

また、②のように<前置詞+which>の形になったときには、whichを省略することは出来ません。

省略してしまって、this is the place at this picture was taken.としてしまうと、前置詞+主語+動詞の形になってしまって文意が通らなくなってしまいます。

 

ここまでが【関係代名詞】です。

ここまではすべてthe placeという【名詞】をwhichやthatに変えて来ました。

名詞を変えているので、【関係代名詞】と言う訳ですね。

結果として直前にあったatが浮く、という形になりました。

 

 

関係副詞


では【関係副詞】とは何か。

関係副詞では副詞(句)を関係副詞に変えていきます。

 

This is the place.  This picture was taken at the place.

 

場所に説明を加える関係副詞はwhereですから、上の文の場合だと、at the placeという副詞句をwhere に変えます。

そして関係代名詞と同様に、接着剤として先行詞の後ろに持ってきます。

 

⑤ This is the place where this picture was taken.

これで完成です。

 

at the placeごと変わってしまったのだから、atはもう残っていません。

 

繰り返しになりますが、副詞句ごと変えてしまうのが【関係副詞】です。

 

 


まとめると、

This is the place. This picture was taken at the place.

= ① This is the place which this picture was taken at. <目的格which>

  ② This is the place at which this picture was taken.  <前置詞+目的格which>

  ③ This is the place that this picture was taken at.  <目的格that>

  ④ This is the place this picture was taken at.    <目的格の省略>

  ⑤    This is the place where this picture was taken.  <関係副詞>

 

 



となります。色んな表現が出来て面白いですね!

 



では、最後にこの問題はどうなるでしょうか。

 

Q , This is the place ( which / where ) I want to visit.

 




正解は、 which です。

 

 

一見、余っているはずの前置詞が見当たらないので、関係副詞のように思えます。

 

しかし、元を考えると、

 

This is the place. I want to visit the place. だったはずです。

 

visitは前置詞が不要で、直接目的語をとります。


ということは後ろのthe placeという名詞だけを変えているのだから、【関係代名詞】を選べば良い、ということになります。

 

このようにそもそも前置詞が必要なのか不要なのか、ということも考える必要があります。

このような問題、有名私立大学は良く出しますね、、、。

 


関係代名詞なのか、関係副詞なのかで迷ったら、このように元の文を考えて、

名詞だけを変えているのか、副詞(句)を変えているのかを見分けていきましょう!

最後までご覧頂きありがとうございました!