こんな方におすすめ
- ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
- 英語を話す上で欠かせない文法のベースが欲しい
- 3分で読めるような記事で、無料で復習したい
このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。
こちらの記事に14回の概要がまとまっています。
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【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説
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第2回の今回は、基本的な助動詞5つの意味と、よく使う日常表現について確認していきましょう。
こちらから助動詞のまとめプリントをダウンロードできますので、ぜひご活用下さい。
それでは見ていきましょう!
【中学英文法のまとめ】第2回 基本的な助動詞5つの意味を抑えよう!
第1回では、動詞の種類について確認をしました。
英文を作る上で動詞は欠かせません。
しかし、「動詞」単体だと、swimは「泳ぐ」、speakは「話す」というように、その動作を表す意味しか出せません。
そこで、助動詞と動詞をセットで使うことで、
「話す」→「話すことができる」、「する」→「しなければならない」
のように、動詞に様々な意味を加えて表現することが出来ます。
![](https://www.bright-english-edu.com/wp-content/uploads/2021/05/816F2972-295B-4F1F-AAB0-C79054A9A4F6-1-300x300.png)
助動詞の基本
まず、助動詞と動詞は必ずセットで使います。
動詞の意味を助けるのが助動詞です。動詞の隣にいないと助けられません。
Ex) I play soccer.
→ I can play soccer very well.
また、主語が何であろうが、動詞は原形になります。
![](https://www.bright-english-edu.com/wp-content/uploads/2021/05/816F2972-295B-4F1F-AAB0-C79054A9A4F6-1-300x300.png)
疑問文、否定文にしたいときはbe動詞のルールになります。
be動詞のルールって何だっけ?という方は第1回のこちらの記事でご確認下さい。
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【中学英文法のまとめ】 第1回 be動詞と一般動詞
疑問文にする場合は助動詞を先頭に出し、否定文にする場合は助動詞の後ろにnotを置きます。
基本的な助動詞5つの意味
次に、基本的な助動詞の5種類について抑えましょう。
どんな助動詞があり、どんな意味が付け加えられるのでしょうか。
とりあえずこの5種類を使いこなせるようにしましょう。
![](https://www.bright-english-edu.com/wp-content/uploads/2021/05/816F2972-295B-4F1F-AAB0-C79054A9A4F6-1-300x300.png)
EX)It may rain tomorrow. 「明日は雨が降るかもしれない。」
EX) You should watch "weathering with you". 「天気の子は見るべきだよ。」
must とhave toは日本語にすると同じ「~しなければならない」ですが、mustの方が強制力が強いとされています。
You must study. は「勉強しなさい」のように命令に近いニュアンスなのに対し、
You have to study.は「勉強しないといけないね」くらいの客観的にアドバイスをしているニュアンスです。
助動詞を使った日常表現
最後に、使用頻度の高い、知っておくと便利な日常表現を抑えていきましょう。
③④の書き換えなどは、高校入試でよく問われるポイントでもあります。
このように両方、ほぼ同じ意味として表現することができます。
なお、友達同士や、先生が生徒にお願いする場合はWill you ~?/ Pleaseで良いですが、ビジネスシーンや、目上の人に対してお願いする場合はCould you ~?/ Would you ~?「~してくださいませんか?」というより丁寧な表現を使いましょう。
( 余談ですが、私の県では県立高校入試で、Let's ( )となっていて、startを埋めるという問題が出ました。
Let'sの後ろは動詞の原形が続くので、startが正解なのですが、採点していると、ちらほらstartingと解答した生徒がいました。
これはひょっとしたら、テレビでリンゴちゃんが「ミュージック、スターティン☆」と言っていた影響なのでは・・・!? )
また、⑤⑥に関しては特に注意が必要です。
mustとhave toは否定文にすると意味が変わります。
mustn'tは「~してはいけない」という禁止を表しますが、don't have toは「~しなくてもよい」という不必要の意味です。
![](https://www.bright-english-edu.com/wp-content/uploads/2021/05/816F2972-295B-4F1F-AAB0-C79054A9A4F6-1-300x300.png)
なお、have toに関しては疑問文「Do (Does) 主語 have to~?」、否定文 「don’t (doesn't) have to ~」と、一般動詞のルールとなります。
EX) You must not go there now. 「今そこに行っちゃだめだよ。」
You don't have to go there now. 「今そこに行く必要はないよ。」
確認問題
それでは確認問題です。
Q1、He ( )( ) both English and French!
「彼は英語もフランス語も話すことができるのよ。」
Q2、Do I ( )( ) do it now?
「今それをしなきゃいけないの?」
【解答】
Q1、He ( can )( speak ) both English and French!
「彼は英語もフランス語も話すことが出来るのよ。」
Q2、Do I ( have )( to ) do it now?
「今それをしなきゃいけないの?」
【今回のポイント使った一言フレーズ】
Can I have a Medium Latte, please. 「Mサイズのラテをお願いします。」
だいたいカフェやレストランで注文する際は「Can I have ~ 」(~もらえますか?)が便利フレーズです!
助動詞が使えるようになるだけで、動詞の意味合いをバリエーション多く表現できるようになります。
まずは基本的な助動詞5つの意味とよく使う日常表現を抑えて、徐々に細かいニュアンスの違いを学んでいくことがおすすめです!
こちらの助動詞のまとめプリントで、ぜひ復習してみて下さい。
次回は文型についてです。
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【中学英文法のまとめ】第3回 5文型の基本を抑えよう!
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最後までお読みいただきありがとうございました!