英文法 英語学習

【中学英文法のまとめ】第9回 比較の3種類を整理して覚えよう!

2020年8月12日

 

【中学英文法 総復習】第9回です!

 

こんな方におすすめ

  • ざっくりと中学英文法の基礎を総復習したい
  • 英語を話す上で欠かせない文法知識が欲しい
  • 3分で読めるような記事で、無料で復習したい

 

このような方に向けて、中学英文法のコアな部分をギュギュっと凝縮して【全14回】でお伝えしていきます。

こちらの記事に14回の概要がまとまっています。

【無料でやり直し】元教員が中学英語の基礎文法を分かりやすく解説

続きを見る

 

 

今回は比較についてです。

「○○より△△の方が~だ」「○○が一番…だ」

比較が理解できると、そうした表現をすることが出来ます。

 

これまでは動詞が形を変えて来ましたが、比較では形容詞・副詞が形を変えていきます

 

そこが新しく、ごちゃごちゃになりやすいのでしっかり確認していきましょう!

 

【中学英文法のまとめ】第9回 比較の3種類を整理して覚えよう!

 

この記事の目標

三種類の比較を整理して理解する。

 

この記事で分かる問題

Q、 Tom is (       ) (     ) Bob.

「トムはボブより背が高い。」

Mari is (     ) (     ) (      ) us all.

「マリは私たちの中で一番若い。」

 

1 比較級、最上級への変化

 

まずは形容詞や副詞の比較変化をおさらいしましょう!

 

Ex) tall – (  taller ) – (    tallest    )

 

基本は比較級であればerを、最上級であればestを付けるのですが、いくつかポイントがあります。

 

※より詳しい比較変化のルールについてはこちらの記事をご覧ください。

【これで解決!】比較級・最上級の作り方を簡潔に分かりやすく解説

続きを見る

 

 

2 比較の3種類(原級・比較級・最上級)

 

次に比較の種類です。比較には大きく三種類あります。

 

 

文の作り方は以下の通りです。

 

(1)原級 「トムとボブは同じ身長だ」

Tom is ( as ) ( tall ) ( as ) Bob.   

(2)比較級「トムはボブより背が高い」

Tom is ( taller ) ( than ) Bob.  

(3)最上級「トムはこのクラスで一番背が高い」

Tom is ( the ) ( tallest ) ( in ) this class. 

 

まとめると、

 

これが比較の基本になります。

 

続いて、これだけは抑えておきたい注意点です。

 

*注意1 not as 原級as ~ 「 ~ほど・・・でない。」

as原級asは「同じくらい~」ですが、not as 原級 as は「同じくらい~でない」とはなりませんので注意が必要です。

not as 原級 as~は「~ほど…でない」という意味になります。

 

My father isn’t as old as his father.

「 私の父は彼の父ほど年を取っていない。 」

ではどっちが年とってるのかというと、「彼の父」になりますね。

ということは、比べている二人の年に差があるわけだから比較級と言い換えが可能となります!

 

My father isn't as old as his father.

= His father is ( older )( than ) my father.

 

 

*注意2 最上級においてのin とofの使い分け

最上級の後ろには比べる範囲を示すためにinかofが用いられますが、使い分けを覚えておきましょう!

使い分けは以下の通りです。

 

inの後ろには「 場所、範囲 」

・ofの後ろには「 数字 」または「 all 」

 

Ex)①Mt. Fuji is the highest mountain (     ) Japan. 

②Mari is the youngest (     ) us all.

①の例がin、②の例がofとなるわけです。

 

数字かall以外はinを使う、と覚えておいても良いかと思います。

 

 

確認問題

 

それでは確認問題です。

 

Q、 Tom is (       ) (     ) Bob.

「トムはボブより背が高い。」

Q、 Mari is (     ) (     ) (      ) us all.

「マリは私たちの中で一番若い。」

 

 

A、 Tom is (  taller   ) (  than  ) Bob.

「トムはボブより背が高い。」

Mari is (   the   ) (   youngest   ) (   of   ) us all.

「マリは私たちの中で一番若い。」

 

今回は以上です。

この第9回までで、おおよそ中学2年生終了時までをカバーしたことになります。

次回は受動態についてポイントをまとめていきます。

【中学英文法のまとめ】第10回 受動態を理解して「~される」方を主語にしよう!

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最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

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